I-751 条件削除完了

毎度、仕事が徐々に加速度的に忙しくなってきている私の現実。

そんな中、仕事休んで、グリーンカード(永住権)の条件削除の面接に行ってきました。
普通は、初回の条件付の方が、書類も多いし面接必須だし、取れるまでどきどき・・・って話はよく聞くんですが、日本人で3年後の条件削除で、こんなにすったもんだした人いないんじゃない?といわれる始末。
一体私が何をしたというのだ・・・移民局っ。
と、何度も、呪いの言葉を投げかけながらも、追加請求の手紙が来るたびに、ありとあらゆる「この結婚が本物である」ことを証明できそうな書類を送り続けた結果、来たのが「面接のご案内」だったのでした。
ちなみに、私が手続きを開始したのは昨年8月ですので、賞味7ヶ月、こんなことをやってました。


私はともかく、相方にも仕事を休んで貰って、フィラデルフィアの移民局に行きました。
前に行った時より、まず入り口のセキュリティーのスタッフが、どいつもこいつも(失礼)いえ、どなたもまぁ満遍なく嫌な人だったりもしたが、まぁとりあえず、寒い中行列に並ぶようなことはなく、待合室で待つこと・・・1時間半くらい?アポイントメントあっても結局待つんですね・・・さすがアメリカ。


面接官のオフィスに入ったら、早口でまず宣誓させられた後、書類見ながら面接官が一言。
「っていうか、日本人を面接に呼ぶか?って思うよね〜。オレもそう思う。」
(それは、私が聞きたい質問です。)
つまり、日本と言う国は、アメリカに違法行為をしてまでしがみつきたい人ってそう居ないってことでもあると思うし、
国民性も真面目だから、偽装結婚してる人なんてそうそう居ないってことらしい。
矢継ぎ早に質問をされ、今の職業のことをちょこっと聞かれ、馴れ初めやら結婚に至った経緯とかちょっと聞かれて、
その後、証拠ご披露となったら、その頃にはあんまり関心もない様子で、証拠書類(今回は、相方の家族に結婚が真実の婚姻であることの証言書を作成して、公証人のところでスタンプ押して貰って持っていった。)を出す前に、
「あーそれじゃ、数週間で新しいの届くからね。」と言って、古いグリーンカードにパンチで穴をバチンバチン開けてしまっていた。
本当に、これって、ここに約束の時間に現れることが目的ってことなのかなぁ・・・と思ったり、でも同じ待合室に居た他のカップルは、旦那さんの方が一度待合室に戻されたりとかもしていて、もっと時間も掛かっていたようなので、
私たちはやっぱり、ぱっと見て「はい終了」だったのか・・・。
一応、せっかくなんでと、同席したアシスタントの女性に、証言書と、電気、水道の請求書、バケーションの時の飛行機のチケットや写真などを見せてみたものの、ほとんどちらっと見た程度で、一応あずかっておくわという扱いだったし・・・。日本での挙式も、面接官と二人で「あら、みて〜素敵な神社」(・・・おいっ見るところそこ?)と言った後に、「素敵なご家族ね。」(あぁ決まり文句・・・)で終了。


この永住権取得プロセスの中で、最初に条件付を発行されて、3年後、その条件を削除する手続きをしてその後は10年ごとに更新・・・という流れは、偽装結婚による不法移民を懸念するアメリカが90年代に入って改定したんだそうです。
と、矢継ぎ早な面接官が、早口で説明してくれました。


ということで、7ヶ月の気がかりだった永住権の条件削除が遂に完了です。
あぁ、これで心おきなく旅行も出来るよ。(この前のバケーションは、期限切れのグリーンカードと、条件削除申請中の1年期限延長の手紙を持って歩かなくちゃいけなかったんです・・。)


一つ悩み解決かなぁ。(あぁでも仕事が忙しいのは変わらないんだけど)