地震とハリケーン

夫が旅行に出かけてからというもの、PAでは、私が渡米以来初めて地震がありました。
マグニチュード表記での報道しかされていないけれど(M5.8、震源バージニア州リッチモンド周辺)私の体感では、私の職場で震度3弱くらいだった。一応駐車場に一時避難させられたけれど、その後は余震も無く、私のいる地区は幸い混乱もありませんでした。


地震の体験値ぼぼゼロの東海岸の人々にしてみると、これは驚愕の体験だったらしくしばらく事あるごとに、
地震の話が飛び交っていましたが、そんな仲、今度はハリケーンが今週末に上陸するらしいという予報。
今回のハリケーンの名はIrene(アイリーン)。ご存知の方も多いかと思いますが、アメリカでは毎年ハリケーンが発生すると、アルファベット順に、男性、女性の名前が交互に付けられます。
毎年、男性で始まる年、女性で始まる年が代わります。
今回はIで女性名なので、今年9番目に観測されたハリケーンで、女性名から始まった年だという事になります。
数年前に猛威を振るったカタリーナはKで女性名なので、その年の11番目で、やはり女性名から始まる年でした。


今回は、海岸線にある街は避難勧告が出され、大都市NYでも一部では避難命令が出ました。
緊急事態宣言が、東海岸の各州でも発布され空港も閉鎖されました。
私が住んでいる場所は比較的内陸なので、台風レーダーのサーモグラフィーでの色がついた区域には入りませんでしたが、それでも、周りには木が多いので、暴風雨によってなぎ倒された木が落ちてきたり、
停電が起きる可能性もゼロとは言えません。


一応、庭にある植木鉢類は出来るだけ家の中にいれて、懐中電灯や蝋燭、クーラーボックスを準備して、
火を通さずに食べられる食料を多少準備しました。
前の住人の人が置いていったと見られるランタンを見つけたのだけど、単1電池がどこのお店でも売切れてしまっていて、これは使えそうにない・・残念。
ちなみにラジオも見つからなかった・・・(汗)
でも、充電式のライトや、他の小さい懐中電灯を数個確保したので、それで対応することになりそう・・・。
何かあった時に車を運転しなくちゃいけないことも考えて、ガソリンを満タンにしておいて、
断水が起きた時用に、バケツに水を汲んでおいたりしております。
電気が切れたらネットもテレビも見られないので、暇つぶし用DSを充電したり、
万が一家に被害が起きたときの為の防災バッグを用意したりしていると、
外が薄暗くなって来て、雨が降り始めました。
予報どおりだけど、どうか早くこのハリケーンが通り過ぎて上手く海上に抜けて欲しいものです。


相方の帰国便は、乗り継ぎのテキサス辺りで足止めされる可能性大となりましたが、
無理をして欲しくないので、ゆっくり状況を見て帰ってきてねと伝えました。


私はAイチさんと二人でお留守番なわけなのですが、大丈夫乗り切って見せるわと、
妙にポジティブな私だったりします。


停電起きないといいなぁ・・・。