バケーションに行ってました。 ニューオリンズ編

昨年末から今年の年始にかけて、バケーションを取って、ニューオリンズとメキシコのプログレッソ、コズメル島へクルーズに出かけてました。


実は、このバケーション、相方からのクリスマスプレゼントだったんですが、
一応、お休みを前もって取れるか確認しなくちゃいけないので、
今回は11月中旬くらいに、相方から打診されてまして、何とか二人とも年始の最初の週に休みが取れたので、
晦日から出かけました。


最初の3日間は、ニューオリンズ観光。
ニューオリンズといえば、ハリケーンとディキシントンジャズ、そしてアメリカの食文化の発信地と呼ばれる街。
元々、フランス領で、その後スペイン統治下になった後、アメリカ委譲されたという経緯があり、
フランス風の建築物や、スペイン統治時代の名残が見え隠れして、そこにアメリカ南部の文化が重ね塗りされたような街でした。


前の日まで仕事して(今年は元旦が週末にかかったので、大晦日が振り替え休日♪祝日が少ないアメリカではラッキー)
翌朝4時に家を出てのフライトだったので、飛行機の中ではうとうと、シカゴで乗り返してまたうとうと・・・という状態だったものの、
ニューオリンズの空港に着いたら、空気が明らかに暖かい。
4月頃までジャケット手放せない私にしてみたら、ジャケット着たままだとちょっと歩いたら汗ばむような陽気にびっくり(笑)
空港のインフォメーションデスクのおばちゃんに、空港からホテル、帰りのクルーズの港から空港までのシャトルの手配をしてもらったら、
料理番組に出てくる南部のおばちゃんそっくりのアクセントの英語を聞いて、
「あ〜南部に来たんだなぁ」と実感。
フレンチクォーターから徒歩の距離のホテルにチェックインして、お腹もぺこぺこだったので、
とりあえず、フレンチクォーターと呼ばれる、フランス風味の通りに行き、
ニューオリンズ名物、Po-Boyサンドイッチ(今回は小エビフライのサンドイッチ)と、チキンのガンボを食べました。

その後、ジャクソンスクエアとリバーサイドあたりをうろうろしていると、
晦日に結婚式を挙げたカップルのパレードに遭遇。
ブラスバンドの後ろに、式の出席者が白いハンカチ振りながら行列になって、
通りを踊り練り歩くんです。
お酒持って飲みながら踊る人ももちろん多数。(ニューオリンズはどうやら道で飲んでてもOKらしい。PAは駄目。)


よく見たら婚礼の参列者じゃない人も行列の中にいたのを見て、
私と相方、「旅の恥はかきすて」(まだ現地滞在時間数時間)とばかりに、その婚礼行列の後ろについて、踊り練り歩きしてしまいました(爆)
(大人になると忘れがちなもの、それは恥じらい?)
行列の行き先は、レセプションが行われるらしいレストラン。


いい運動になったね〜と言いつつ、ニューオリンズで、ベニエと呼ばれるフレンチドーナッツとカフェオレのご本家と言われる
1862年創業のCafé du Monde(カフェ・デュモンド)へ。
行列の出来るカフェで、緑と白のテントが目印。出来立てのふわかりドーナッツ自体は甘くなくて、
かかっているのも粉糖なので、
甘すぎず、ほかほかでカフェオレも美味しかった。
あ、もちろん、てんこ盛りの粉糖は落として食べましたけど(笑)
ちなみに、帰りのニューオリンズの空港の時間つぶしにも、
ニューオリンズ最後に・・・」と言って、
このベニエを食べました(別のお店だったけれど、やっぱり粉糖てんこ盛りだった。)


Café du Monde

Wikipediaに載るほど定番らしい
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89

ちなみに日本にもお店があるらしい。
Café du Monde Japan

そして夜は、有名な飲み屋街であるバーボンストリートへ行き、生演奏がいたるところで聞けるので、
物凄い人出でしたが、バーホッピングして、
ミシシッピー河畔で、花火を見ながらカウントダウンして新年を迎えました。


元旦は、昨日の陽気とは打って変わって、結構風が冷たかったけれど、
それでも、PAの春先くらい。

観光という予定だったんですが、考えてみたら見たかった水族館や美術館はお休みで(そりゃそうだ)
観光客向けの市内観光のバスツアーへ行き、カタリーナの被害から立ち直りつつある一般住宅や、
南部の香りが残る家を見てあるいたり、この地域特有の墓地などを見学。

私が住むペンシルバニアの辺りは、墓石が土の上に平たく乗せられているスタイルが多いんですが、
この辺りは、石造りのお堂を建てます。お堂にはそこに治められた故人の名前等が記されていて、
日本のお墓をちょっぴり思い起こさせるような慣習もあったりしました。

その翌日は、相方のメインイベントの一つ。
プロフットボール観戦。
ニューオリンズ・セインツは、去年のチャンピオン。
相方の好きなタンパベイ・バッカニアーズと対戦しました。
ニューオリンズのスタジアムは、ドーム!
何で、シーズン中雪に見舞われる北部のチームにはドームが無くて、南部にドームなの?というのが私の素朴な疑問。
相方いわく、「お金もかかるし、北部のチームは、『雪の中で試合するのもフットボールの醍醐味であり、フットボールというスポーツの一部である』という考えが残ってるから」なんだそうですが。
このスーパードーム、私たちのホテルから歩いて20分程度。
繁華街から徒歩距離に、こんな大きな施設があるというのもいいです。
ペンシルバニアは、こういう大きな施設は比較的郊外に作ってしまうので、
フットボールや野球の試合があると、渋滞がいつもひどいです。


正午試合開始にも関わらず、試合が始まる前から、イベントが会場の外で行われていて、
みんな朝から飲みながら、バンドの演奏聞いて、踊ってるし、セインツのチアガールも登場したり。

ワンちゃんもセインツグッズでおめかしです。
サングラス付き(笑)




初めてのNFL生観戦は面白かったです。
定番であるナチョスやポップコーンの他に、ガンボやレッドビーンズライスが普通にメニューにあるのも
ご当地色が出てて、良かったです。


ということで、とにかくよく歩き、よく飲み、よく食べたニューオリンズ三日間でした。
相方との旅行は、とにかくよく歩くので、運動不足解消にはなるんですけど、
初日と3日目は、ホテルに着いた途端に、腰が砕けて、しばらく動けなかったくらいでした(笑)
リラックスは全てクルーズに入ってから・・・・ということで、
道端にある足ツボマッサージの看板にふらふら立ち寄りそうになるのを、
相方に止められながら(笑)、
雨が多い地域なのに、小雨程度の日が半日あった程度で済んで、楽しいニューオリンズ滞在でした。
クルーズについてはまた、別枠で・・・。