美味しくて嬉しい

最近の美味しくて嬉しかったことを、いくつか。

相方が、うちから車で10分の巨大モールの近くに見つけた評判のグリルのお店に行ったこと。

Seasons 52

160 N. Gulph Rd
Suite 101
King of Prussia, PA 19406

何と、PAにはまだ一軒だったらしい。
フロリダ発のこのレストラン。全てのメニューが475カロリー以下というお店。
お味もなかなかという評判を聞きつけて、なんと相方が予約を入れてくれたっ。
普段は、行き当たりばったり、予約なし〜が常の私たちなのですが、今回ばかりは、相方は相当行きたかったらしく、
二人で一週間前からウキウキモード。


前回と前々回の外食が、やはりグリルと、フォンデュのお店だったんですが、
どちらも、お腹ぱんぱんを通り越して具合悪くなるくらいの満腹度で、既にちょっと年寄りくさい胃袋になりつつ私と相方(情けなや・・)には、ちょっと重かった。
帰りの車で、子供の頃に読んだ童話かなにかで、お腹一杯食べても、膨れたお腹に秘密のオイルを塗るとまだまだ食べれちゃう〜という件を思い出してしまった私。(あれ、これって何の話だったろう・・・「アリババと40人の盗賊」だと思い込んでたけれど、今調べたら、どうもこういうエピソードはないみたい・・・。疑問)


今回はお試しということもあり、ワインとアペタイザーを何品か頼んで、何でも可愛くて美味しいと評判の、
マイクロデザートを食べようということになり、(甘党じゃない相方にしてはこれもかなり意外)

チキンの串焼き(要は焼き鳥のたれなし。胸肉だけど)
ゴートチーズのラビオリ

チキンのチリレリーノ(大きなペッパーのチキン詰め焼き。サルサソース添え)

フラットボードはシンプルにパルメジャーノとイタリアンハーブ

を頼んで、ワイン飲みつつ、つついたのですが、これがめちゃくちゃ美味しい。
特に、ゴートチーズのホームメイドのラビオリが、唸りつつ、身をくねらせて食べるほど美味しかった〜。

そして、マイクロデザート
私は、プチフルーツのグラスと、私たちのテーブル担当のサーバーの女の子のお勧めで、
ピーカンパイをチョイス。

相変わらず、写真撮るの忘れて食べちゃってます(汗)

ちょっぴりを色々食べたいという、私と相方にとっては、アメリカンなどでかいケーキ一個より、
ずーーーっと有難かったりする。
相方はちなみに、キーライムパイを食べてましたが、ぎゅっと味が濃縮してある感じで、
美味しかった〜。
ただ、フルーツのグラスは、細かく切ってくれたのは良いけれど、微妙に食べづらかったけど(笑)

このお店、とっても流行っていて、お店は満員。
駐車場も、Valetパーキングで、若い男の子が寒空の下、車を廻してくれるのだけど、
多分高校生とかなのかな〜、
「今日のお食事はいかがでしたか?中はすっごくクールだったでしょう?」と、
車を廻してくれる時に話しかけてくれて、
「うん、すごーく良かったよ〜。お料理も美味しかったし。」と話すと、
「でしょ〜、それを聞くのがすっごく嬉しいんだ・・・。」
と誇らしげに話してたのがよかった。
サービス業は特に、こういう『自分の職場に誇りを持って仕事する』っていうメンタリティ、大事ですから。


ということで、次はアントレ狙いで行くこと決定っ。
ちなみに、今回の予約、「記念日です」と嘘ついて予約を取った相方。
(ま、全くの嘘でもない。何故なら、15日は私がアメリカにやって来た記念日だから(笑))
テーブルには、「Happy Anniversary」の手書きのカード、席についたらシャンパンサービス、
マネージャーがテーブルまで来てくれて、「記念日おめでとうございます〜」とご挨拶までしてくれて、
すごく行き届いてる印象がありました。
(ちなみに、このマネージャー各テーブルのオーダーがきちんと通っているか、テーブルに届いているかを、各テーブルにご挨拶しながらチェックしてくれるのである。うふふふ。サービス業上がりにはたまらんサービスです。)


ということで、美味しい店、近所に発見という美味しくて嬉しいことだったのでした。


次の美味しくてちょっと嬉しかった話。
先日、薬局に行く用があるので、いつも行く最寄のスーパーじゃない、いつもなら第2候補のスーパーに
(余談ながら、我が家の近辺はスーパー激戦区。半径3マイル以内に、多分4−5軒あって、更にちょっとお高いWegmansも10分圏内、今回アメリカの高額納税者番付上位のドイツ系、無駄を徹底廃止のディスカウントグロッサリーストアのAldiまであるという過密ぶり。)行ったら、以前、オーストラリアに行ったことのある友達から、
「絶品のお菓子」と聞いたことのあった、TimTam がアメリカ資本のPepperridge Farmから売られているのを発見。
Tim Tam

思わず、キャラメルが入ってるほうを買ってみることに。
かごに入れて、店内で買い物していると、きれいなケリーグリーンのピーコートを着た美少女が、
話しかけてきた。
「あのね、そのTim Tam、どこで見つけたの??私オーストラリアに行った時に、「この世で一番のクッキーに出会った」と思ったくらい好きなのっ。あなたがかごに入れてるの見て、びっくりして・・・」
「入り口から入ってすぐのところに置いてあったよ〜。でも驚くことに、Pepperridge Farmから出してるんだよ。」
と、見知らぬ美少女とTim Tam談義してしまった。


今のところに引っ越してから特に、友達を作る機会もなかったから、
こんなひょんなことで、まさか知らない人と気さくに話せるなんて〜っと思った私。
そして、Tim Tamは、軽やかなさくさくとしたクッキーが、質のよろしいチョコレートに包まれて、
美味しいコーヒーと共に食べたら、「久々のヒットお菓子」でした。
これもまた、ちょっと美味しくて嬉しい話だったりします。


私の最近は、そんな感じ(笑)