自転車を乗り回してみる

私も相方も、元々運動は嫌いじゃないはずなのに、でもとっても運動不足です。
私はデスクワークで、車で移動の毎日ですし、相方も似たようなもんです。
しかも彼は5年前にひざの靭帯の手術をしてからというもの、ひざに負担が大きい運動は避けてたりもしました。


でも、せっかく新しいところに引っ越してきて、近くには遊歩道もあるんだし、ということで、
自転車をクレイグリストで見つけて買ってしまいました。
元値1台700ドルくらいの自転車を2台で300ドル〜♪かなりお得なお買い物でした。
私も相方も、そんなに本格的にレースするつもりもないので、ハイブリッドという街乗り用の自転車にしたんですが、
アメリカ人にとっての自転車というのは、移動の手段ではなく、あくまでもエクササイズ用という人が多いのか、
この辺りの自転車ライダーは、「あなた競輪選手?」と聞きたくなるような井出達なんですよ。
ぴたぴたのトップにぴたぴたのハーフパンツでヘルメット着用し、超前のめりの車輪のほっそーいレース用バイクに乗って、
ぐいぐい漕いでる人が多いです。
多分、レースに出る為に練習してるのだと思いますが、私の職場のある一帯の会社にお勤めの方も、
終業時間後の5時過ぎあたりから、ぴたぴたパンツ&ヘルメットで前のめりの方々が会社の周りを、
走り回っているのをよく見かけます。


たっぷり焼肉と食べた翌日、初めてそのご近所のトレイルまで行ってみる事に。
何事も格好から入る相方ですが、前述の通り、私達はそこまでハードコアな自転車乗りになるつもりもないので、
水ボトルをホルダーにセットする程度で、ゆるーくスタートしました(笑)


うちの近くのトレイルの入り口に入り、緑の中、風を切って走りだした私達。
「うわ〜気持ちいいわ〜。」と自然を満喫するのも束の間。
段々に下り坂が続いてきて
「おいっ、もしもこれをUターンして帰るなら、かなりしんどいのでは・・・」
と既に帰りの心配を始める私。
そして、相方が一度案内板の前で止まり、現在地を確認してみると、
どうも地図の構成がおかしいらしく(北が上じゃない!と相方は怒っておりましたが)
相方の微妙な表情に
「まさかっ迷ったわけじゃーあるまい」(何せそんなに曲がり角を曲がったわけではないので)
と不安にちょびっとなりつつ、またスタートする相方。


結局、うちの近所のトレイルから2つの別のトレイルを通って、一般道に出た私達。
その頃には、私の太ももは笑い、息もちょっと上がって来ていたのですが、
そこに来て見事な緩めの長い坂道+向かい風が・・・・・(汗)
うぇ〜ん、嫌だよぉと、怠け者の私の声が心の中でこだまする・・・・。
でも、とりあえず何とか上りきると、そこにはちょっと見慣れた私の居る町のメインストリートへ続くサインが・・・。


結局、ちょっとその辺だと思っていた私は、1時間半以上もトレイルを走っていたわけで・・・。
帰ってきたときには、どどーっと疲れたものの、
10分後くらいには、何だかすごーく気持ちよくなっていて、
「また行きたいかも〜」くらいに回復していました。


その後、筋肉痛は翌日来るか翌々日来るかを、相方と二人でお互い気にしていたのですが、
何と、筋肉痛も無く済んでしまいました・・・・足りなかったってこと??


ということで、お天気の週末はまた自転車乗りに行きたいな〜と思っています。