花冷えのペンシルバニア

昨日の記事からはうって変わって、今日は雨模様のPAです。
日本の季節や天候を表す言葉って、本当に美しいとつくづく思います。
花冷えですもの、花霞ですもの。
えぇ、例え寒さが戻ろうと、そこにもまた自然の美しさを感じる日本の情緒、
これぞ、もののあはれ


・・・・などと、超ハイテンションで、自分を励ましながら会社に向かった私。
仕事は相変わらず目まぐるしい忙しさなので、あっという間に8時間が過ぎてしまいはたと気がついたらもう夕方。
残業も少しして、でも今日は食材を買い足さないと〜と思い、
とりあえず自分のタスクは全部終わったので帰ってきました。


今日は相方の新しい会社への初出勤日。
なーんだ、じゃぁもう決まりジャン、と日本的に考えると(いえ普通の人ならば)お思いかもしれませんが、
そこが自由人+アメリカンの相方。
「まず、この仕事が好きかどうか見極めないとなんとも言えないし〜」
仕事始めても、まだ尚そう抜かすか?という感じなんですが、慎重派って言えば慎重派で、
いつでも最高のオプションを狙いたいが為の言い分なんですが・・・・。
私はっていうと、もう引越しの準備を少しずつ始めたくてうずうずしてるんですが、こういうマイペースな男であるがゆえ、
いつ何時、どんでん返しが来るか判らない為、どっちに転んでもいいように・・・と思ってるわけです。
アメリカ式に(いえ相方流に)言うと、試用期間というのは、会社が従業員を見極めると同様、
従業員が会社を見極める時期なのだ、と彼は言います。
そーいえば、私の働く会社にも、来て数日で姿が消えた人が居ました。
お互いその辺はドライなのかもしれません。



それにしても、あ〜ほんとにはっきりしねー男だっ!もじもじしやがって、お前はムーミンかっ!・・・(おっと失礼。興奮しすぎて言葉荒め)
と思いつつ、
でも、まぁ早合点せずに、目の前の美味しい話にも飛びつかない、そういう意味での慎重さは、
実は私も学ぶべき点もあるよな〜と、密かに観察しながら思ったりもします。
(そういう意味では、私たちに向かない投資、それは株)


で、相方の初日の感想は・・・「ぼちぼちかな〜。」
でも、一応私たちの暫定次の住まいであるアパートに出勤前に立ち寄り、そこからのルートや通勤状況をチェックするなど、
一応確認することはしてるようです。
(その辺は、かなり緻密にリサーチする男)


今回の引越しするかも・・・という話、先週ぐらいから機会があれば友達にもぼちぼち話始めているのですが、
件の毎夜のように現れる我が家の皆勤賞の相方の親友の一人は、かなりショックだったようです。
彼は、今私たちが住むこの家に、私が引っ越してくる前にずいぶん長く相方とシェアをしていたので、
勝手知ったる〜がごとく、我が家を第二の自宅のように思っており、
ここから出た後、自宅を購入したにも関わらず、何故か我が家に入り浸る・・・という人なのです。
相方が好きってこともあるんでしょうけれど、
「・・・お前が今度働く会社で、俺も雇って貰えるポジションあるかな〜」
とまで言い出す始末。
・・・そこまで好きなのか??男同士の友情ってわかんないっ!と思う女の私だったりします(笑)