Christmas City in the U.S

フィラデルフィア郊外の我が家から1時間ちょっと北に向かったところに、
ベツレヘムという名の街があります。
ご存知の人も多いかと思いますが、ベツレヘムとは聖母マリアが宿屋の馬屋でキリストを産んだ町の名前。
鉄鉱の街として栄えた場所ですが、この街の名前にちなんで、Christmas City in the U.S と銘打って、
クリスマスはNYやフィラデルフィアからのクリスマス時期のショッピングなどの観光客でも賑わうようになりました。


毎度の事ながら、朝食食べながら相方のひらめきで決まったこのドライブ。
今日は結構冷え込んでいたので、ばっちり着込んで出かけたのですが、これが大正解(笑)
北上したら、ベツレヘムは今日は真冬日でした。
完全防寒でも、顔が寒いっ(苦笑)


まずはメインストリート界隈をぶらぶら。
築200年の老舗ホテルがあったり、昔からの大きな本屋さん、路面店のクリスマスショップに加えて、臨時のクリスマスの出店も広場にでていたり、街の中が軒並み全部クリスマスモード全開。
本屋さんでは、サンタさんが登場して、後ろから「いい子にしてたかい?」と話しかけられた相方(笑)
(30代後半のオヤジに向かって、「いい子にしてたかい」って・・・)
相方も、「今からでもまだ間に合うよねっ。まだ時間あるし」(それでもサンタさんに心なしか甘えモードを装うあたりがこれまたアメリカ人だよねぇ。)と答える相方。


そんな寒いベツレヘムで、気に入ったお店がオリーブオイルとバルサミックビネガーの専門店。

Seasons Olive Oil & Vinegar Taproom
504 Main Street
Bethlehem, PA 18018

20種類くらいの色々なフレーバーのエクストラバージンオリーブオイルと、15種類くらいのヴァルサミックビネガーを試飲しながらお買い物できるお店。写真のようなタンクが壁沿いにずらっと並んでいて、それだけで、ウキウキ。
しかも結構リーズナブルなお値段とあって、狭いお店に人が溢れかえっていました。
驚きなのが、絶対これは違うでしょうと思われたラベンダーのバルサミコが不思議とそんなにお花お花してなかったこと。これはここの店員の、ゲイなイタリアーノの店員さん(でも名前はウィリアム)のお勧めで試飲したのだけど、彼のお勧めの使い方は、ラムチョップのステーキのフィニッシュにとのこと。アメリカだとミントゼリーを添えることが多いのだけど、このバルサミコ酢の方があっさりでも程よい酸味と甘さが加わってベターなのだとか。
ラムを食べない相方が、何故かその説明を気に入ってしまい、購入決定。


今回は、バケットに浸して食べる用のHerbs de provence(ハーブ・ド・プロヴァンス) とTascan Herbs(タスカニー風ハーブ) のオリーブオイルと、ラベンダーのバルサミックビネガーと、シャンパンビネガーを購入。
一応義妹夫婦にこのうち2本をプレゼントする予定なのだけど、どれを我が家用に頂くか・・で目移りしてしまった(笑)


その後、イタリアンの夫婦がやっているこじんまりしたイタリアン(でも超人気)で、ランチにベイクドラビオリを相方とシェアして、メインストリートから川向こうのクリスマス市メイン会場へ行き、更にクリスマスの小物や
東海岸北部周辺のアーティストの作品なんぞをぶらぶらしながら見て歩いて、
こんな寒い日は、ホットアップルサイダーだよね〜と相方と話しながら、カフェのスタンドに立ち寄って注文すると、
レジの若いお姉ちゃんが、間髪いれずに「売り切れですぅ。」と言う。
「そうか・・・」と思った次の瞬間、
「なーんてね〜・・・・・げげっ。ごめんなさい、本当に無かった(汗)」
一人でボケて、その後真剣に落ち込んでいた。
その後、ケトルポップコーンのスタンドにも、ホットアップルサイダーがメニューにあったので、
注文するとここでも売り切れっ。
ということで、ホットアップルサイダーにはありつけず、残念。
でも、寒い中、色々なお店を見て回って、気分転換できました。
連れ出してくれた相方に感謝♪


家に帰ってきて、夕べの残り物の、ギリシャ風パスタサラダとグリーンストリングビーンズのキャセロールで夕飯を済ませちゃった後、この前買ったりんごがまたまたもさついていたので、
アップルケーキを焼いてリベンジ。
うぅ、もうしゃきしゃきのおりんごには来年までお目にかかれないのかしら・・・。
日本に居た頃は、しゃきしゃきのりんごは当たり前だったのに・・・・恵まれていたのね(くすん)
アップルケーキは、混ぜて焼くだけなので、簡単。

残りのりんごは、朝食ヨーグルト用に煮込んでおいて、今日の一日が終了♪


・・・結局、私の一日って、食べる事に終始してる気が・・・(滝汗)
ま、いっか。美味しかったから。