相方からのプレゼント

ここ数年、お互いの誕生日プレゼントは、見たい舞台やコメディアンのショーのチケットを送りあっている私達ですが、
今年の相方からの誕生日プレゼントは、数年前にエミー賞を受賞したブロードウェイミュージカルのBilly Eliot のフィラデルフィア公演のチケットでした。しかも2列目!今年は相方にしてやられました。
(去年、Daniel Toshのショーをプレゼントした時の8列目より更にいい席を取ろうと頑張ったらしい。)

初めてのKimmel Centerは、なかなかきれいな会場でした。

Billy Eliotの詳細はこちら↓
Billy Eliot

イギリスの80年代のストが続く炭鉱町で、バレエの才能を見出された少年がロイヤルバレエの試験を受けるまでの話なんですが、ブリティッシュアクセントの英語、巧みな舞台のセット転換、そして何よりビリーをはじめ子役達のプロフェッショナルな演技、バレエあり、タップあり、群舞あり、ソロあり・・・と見所満載で、とても面白かったです。
群舞で圧巻だったのは、警察とストライキの炭鉱労働者のデモの衝突の場面。
警察チームの盾を使ったダンスが、舞台の奥から手前に迫って来る件が、臨場感が溢れていて、迫力がありました。
展開もスピーディで、中だるみすることもなく、ミュージカルはあんまり・・・という相方も楽しめたみたいです。


とにかくビリー役の男の子が、出ずっぱりだというのに、大人に全く引けを取らない役者っぷり・・というか、微塵も子役の要素を見せないくらいの素晴らしさ。
他にも子役がバレエ教室の生徒や炭鉱の子供たちの役で出ていたんですが、この辺がアメリカ、国際色豊かで、男女一人ずつアジア人の子も出ていました。
もちろん大人のキャストもいい味出してて、相方も役柄のイメージとぴったりのキャスティングだったと話してました。
最後のフィナーレでは、キャスト全員(もちろん炭鉱労働者のおじさんたちも)チュチュをつけての大パレード(笑)
最後まで大笑いのうちに幕を閉じました。


その日は会場近くのホテルに一泊して、翌朝はベトナム料理屋まで散歩がてら歩いて、
お腹を減らしたところで、大好きなフォーを食べて心もお腹も大満足な週末でした。