良い上司と悪い上司

私ももう勤め人生活が長いので、色んな上司やマネージャーと呼ばれる人に使われてきているので、
ある程度、良い上司と悪い上司見てきたと思うんだけど、
とある記事を読んでいて、良いマネージャーと悪いマネージャーについて考えさせられた。


良い上司というのは、責任感があって仕事の内容についてきちんと把握して、適切な指示を出せる人だったなぁと思う。信頼できるというのは、きちんとしたデシジョン・メイキングが出来て、その決定事項についてちゃんと裏づけのある理由をはっきり言える人。(たとえそれが前例があるから、という程度の理由でも、そこに説得力があればよい。)責任が取れるというのは大人であることにも繋がるので、年齢問わず、きちんと自分の立場を認識して、自分の言葉の重みを知り、指示・指導してくれるし、こういうタイプの上司には、自然と人はついてくる。
また、何か問題があってもちゃんとバックアップしてくれる心強さがあるので、部下も安心して仕事が出来る。


悪い上司というのは、一言で言うと無責任で幼稚。これもまた年齢問わずだったけれど、仕事の指示を出しても実情をよく把握して無いので、指示があいまい。ただやっておけ的な指示を出す。
こういうタイプは大抵、問題が起きると部下のせいにする。下手するとお客さんを前にしてでもこういうことをする。要は自分の仕事だと思っていないからこういうことになる。
また、自分の事は大抵棚に上げているので、自分に甘く、人には恐ろしく厳しいというタイプ。
こういう上司は、大抵部下への査定・人事考課等もやたらと厳しいか、自分の損得が優先されるアンフェアな評価が多い。
上昇志向は強いけれど、長い目で見てると結局無能ぶりを露呈される事件が起きて、私が見てきた中ではなかなかのし上がれたという人は実は少なかったりする。


まぁ社会人になって15年以上も経ってしまうと色んな人を見てくるわけだけど、
反面教師とはよく言ったもんで、自分が将来管理する側に回ったときには、是非とも良い上司になりたいと思うし、そうさせてくれる会社にいたいもんだな、と思う最近の私なのだ。