ある意味温室育ちだった

中にはいるんである、Snobbish と呼ばれる方々が。
ご存知の方も多いかもしれないけれど、私は田舎者です、ええ認めますとも。
日本に居る頃も、東北の地方都市におりましたし、アメリカに来た今でも、
都市の郊外に住んでいるとは名ばかりで、
実際は本当にのどかな場所に住んでおりますし。
別に、それがどーだということを考えたことも無かったし、
日本に居る頃も、結構私は東京のお友達や、LA,NYにいる人たちとも親しくさせて頂いていたこともあったりしたけれど、恵まれていたんでしょうねぇ・・・誰も、私をこの田舎者がっという扱いをする人にはお目にかかったことがございませんでした。
だから、大して気にも留めてなかったし、平気で自分は田舎育ちなので、東京などでは右も左も分からない私を快く「接待」と称して連れまわしてくれるのに、くっついて歩いてた。
電車に乗って会いに行くと、降りるホームの場所まで指定されて、
リモコン状態で歩いて目的地到着なんてこともあったけど、それでも
「ったく、田舎者なんだから」という扱いも受けなかったなぁ・・・。
本当につくづく私は良い人に囲まれていたんだなぁと実感。


なんで、いきなり私がここで改めて田舎者宣言しているかというと、
最近、何だかやたらと田舎者扱いされているみたいだからなんである。


とあるお料理について「日本で△△を初めて食べた時は衝撃でした〜。大好き。」と話していたら
「え?盛岡で?」
どうやらね、この方は、盛岡でそんなもの食べられるわけなかろーと思ったみたいで、
これって結構私にとっては初めてのリアクションだったので、一体それはどういう意味??
と後から思った。
きっと、「盛岡でそんなもの食べられるわけないじゃん」という前提で言われたことだと言うのは感じて取れたんですが。
「それが驚きでしょうけれど、盛岡でも食べられるんですよ。」
とお答えしておきましたけれど・・・。


ま、この方、その後の言動を見てるとちらほらと、「自尊心がとても高い」方であるとお見受けしたので、
以後、ちくちく色々言われることがあっても、スルーすることにしてるんだけど。
(私、人間ウォッチングが趣味なもので、こういう人間もいるよね〜とサンプル採取済みという気分)
ちっちゃいな〜って思わないのかなぁ、という単純な疑問。


日本人に限らず、アメリカのちょい田舎に住んでいると、たまにですが純ニューヨーカー(江戸っ子と同じで、ご両親もマンハッタン生まれで、もちろん彼女もマンハッタン育ち)という方にお目にかかることもあるんですが、私の場合、これまた「けっ田舎者めがっ」という扱いも受けずに来てしまったので、よほど運が良かったのかもしれないんですけどね・・・。


つくづく、温室育ち(あら、ちょっとか弱い感じ?見た目が強い女の私にしてみると、言われたことの無い単語だったりするんだけど(笑))だったことを思い知らされる、最近の私だったりする。