火種の保ち方


つい先々週までの鬼のような忙しさが少し緩和したタイミングを利用して、
今までの仕事の仕方なんぞを見直したり、これからのペース配分などを再考する今日この頃です。
何と言っても燃え尽きてしまったら最後、パワー命のアメリカビジネス社会では生き抜いていけないと思うアラフォー世代と呼ばれる私。
仕事の質にも影響しそうなへろへろっぷりだった為、
このままでは、絶対にいつか倒れる!という不安も一瞬脳裏によぎったこともあったりもして、
どうにか自分をしっかりメンテナンスしていかないと、誰も助けちゃくれないわけで・・・。
と、社会人の基本中の基本でもあります、自己管理について改めて考えなくちゃいけないな〜としみじみ。


大人として生きるってことは、周囲の様々な状況を自分の手で折り合いをつけていくことなわけですし、
そこにはしっかり責任も伴うことなんだなぁと改めて実感。
もちろん、人間、いつも誰かとどこかで関わっていかないと生活は成り立たないし、
私はその辺について、結構ぬるーく生きてきてしまったんだなぁと今になって思います。


さて、タイトルの火種の保ち方なんですが、
私は、一気に燃えて、燃え上がり、そして燃え尽きるって感じよりも、
消防車呼ばれて一気に消火されてしまうというパターンが多い為、
(つまり、大抵回りに制されて、いい加減にしときって言われたら、「あ、そっか〜」と言って、
その後、中庸な部分で留まらずに、一気に消沈。←振り回されやすいと言えばそうなのかも。)
その消火活動を、いかに火種まで消さずに上手に燃やし続けるかを考えなくちゃいかんわけです。
要は持続力かな?
もともとは決して短距離走者ではない自分のはずなのですが、ペース配分が上手くいってない気がするので、
どうにか調整しなくちゃ!と思うわけです。


そんな私がこのたび、数名仕事を手伝ってくれる後輩がつくことになり、
今度はそれを管理していく部分が少しずつ増えてきました。
自分のペース配分も今試行錯誤しているところだというのに、これは結構試練?


先日、直属の上司と少し話したところ、私は「完璧主義」なんだそうで、これには驚きました。
だって、全然、私、完璧じゃないし・・・それどころか、私のような怠け者にはお目にかかったことがないってくらい、
出来てないっすよ、ええ、本当に。
そんな自分を知ってるから自分のお尻ひっぱたいて、やっと人並みって思ってるのに・・・。


で、そのことを相方に話したところ、「あぁそうだよね〜。」
・・・怠け者体質を知ってるはずの相方がなぜそこで納得するのだ?
と思って聞いてみると、
「完璧主義ってのは、完璧な人間のことじゃない。どこまでも追求しすぎちゃうってことだから、
あるいみ歯止めの利かない人って意味だよ。」
とのこと。決してほめ言葉じゃないんだそうで。


いや、ほめ言葉とは思いませんけど、自分では結構当たり前だと思ってやってることや、
その当たり前が出来てない〜っと常々自分の怠け者度に対峙して生きている自分にとっては、
完璧主義なんて程遠いって思ってたわけで・・・・。
でも、その自分のお尻を引っぱたいて、まだ出来てない、まだ足りないって頑張ってしまうことで、
自分を追い込むことというのが、結果として「その辺は適当に流しておいていいよ」ってことまで、
頑張っちゃうことになるんだそうです。
で、それを人に要求するのかっていうと、その辺は「出来ないならしょうがない、私がやればいいや」って、
また自分で抱え込んでしまうので、人に仕事が分配できないのでは?と相方は言います。
(でも、相方もこの手の性格は持ち合わせてたりもする。)
要は、どっかのラインで、「よくやった。もう十分よくやってるよ、自分」と自分を許容するラインを持ちなさいってことだなと
思います。
私はどーも、褒められ慣れてないっていうのがあって、非常に照れくさいしそういうところで、
あぐらをかけるタイプでもない。


色々考えたわけですが、自分の仕事のスタイルを少し見直して行きたい今日この頃です。