感謝祭の一日

今年もThanksgiving(感謝祭)の日がやってまいりました。
日本人の私にはなじみの薄いこの休日ですが、
相方の家族はもちろん、祖父母、親戚一同と一緒にランチを食べることになっており、
一品持ち寄りが恒例となっています。
普通のパーティならば、ちょっと目先の変わったものをということで、
和食や中華っぽい物で、アメリカ人受けする物を用意しますが、
こういうトラディッショナルな食べる物が決まった祝日は悩みます。
アメリカ人好みの激甘デザートを普段あまり食べない私、
そして元から甘い物を食べない相方、二人合わさったら、
全然アイディアが無いという事になるわけです(笑)


ということで、今回は、アイスボックスクッキー(一応見た目は少し凝ってて、でもあまり甘くない)を作って持って行くことにしました。
パイ類などは、先輩奥様方がもう何人も作ってくるのを知っていたし、
義妹もパイを作っていくというので、パイじゃないものを・・・という事だったわけです。
昨日、急いで作って、今朝は急いで出かけた為に、写真を撮り忘れたアホは私です。
模様は、渦巻きとチェッカー(でもチェッカーは均等なチェックにならず・・・(笑))


去年はちなみに、ベガス挙式から帰ってきた当日で、夜中のフライトでお疲れモードだったので、
辞退した為、2年ぶりに北PAのポコノ山脈のふもとにある義父母宅での感謝祭ランチでした。


アメリカ食とはいえども、お料理上手の相方の祖母の作る感謝祭の食事は格別です。
私も相方もターキーが好きだし、グリーンストリングビーンズのキャセロールとか、
ブロッコリーのサラダ、コーンにマッシュポテトなどなど、サイドのお料理も豊富。
私は、普段のアメリカ食は「たまにはいいけれど、毎日はちょっと」と思いますが、
感謝祭と新年の伝統料理は好きなんです。
ペンシルバニアン・ダッチと呼ばれるドイツ系移民のお正月料理は、
ザワークラウトローストポークです。)
パイ類も、皆さん上手なので、普段はあまり食べない私も、この日はちゃんと頂きます。
ダイエットは翌日に後回しの日です(笑)


ということで、たらふく頂いて、夕方戻って来ました。
相方は、その後フットボール観戦、私はオフィスでペーパー書きと、
あっという間に日常に戻りました。


本来であれば、日本のお盆やお正月のように、
「妻方、夫方どちらにいつ行く」などが問題になったりする時期なんですが、
国際結婚の一つ良い事は、私の実家にしょっちゅう帰れるわけじゃないので、
必然的に相方の家族と過ごすし、スケジュールを必死に調整する必要が無いことです(笑)
義妹夫婦は、両方の祖父母の家の晩餐の日が重なり、時間だけがかろうじてランチとディナーに分かれた為に、
2食続けてターキー、両方の家が車で1時間以上離れているというので、
朝から夜までという強行スケジュールだったようです。
もしも、私が日本のお盆・正月にあわせて帰国したりする場合は、
滅多にない事だからということで、優先する口実も出来るし♪
(まだそんな事にはなったことはないですが)


翌日は、ブラックフライデーという超特売デーなので、
凄い人は夜からお店の前に並んで買い物というツワモノも登場します。
ただ、もう既に気温が氷点下ちょっと手前の11月末のPA。
そんな中並ぶ気なんて、さらさら無い私と相方には無縁の日でもあります(笑)
でも本当に凄く安いらしいですし、広告などを見ていても確かに有り得ない値段で驚きます。


年取ると、物欲が少なくなるのかしら?
そんなことより、美味しいご飯食べて家でまったりしてたいわ〜と思うのは、
これまた食べる事に走ってるってことなのかなぁ。
・・・というか、これは実はマズロー欲求段階説の底辺(生理的欲求)の暮らしってこと??
いえいえ、勉強してるし〜本も読みたいし〜(これは自己実現欲求だと思いたい)
そっちが大事ってことだから、いいのよね、と言い聞かせてみたりもして。
ちなみに相方は・・・・・「仕事頑張って、夕方に美味しいビールを飲む欲求」だそうですので、
・・・・・どれ?(笑)