勉強できる環境の有り難味

アメリカの学生は、裕福で左団扇で高級車に乗りまわして、
パーティ三昧の学生もいれば、
フルタイムで働きながら、学校に通う学生も多いです。
社会人経験のある学生の事をnon-traditional studentと呼ぶのですが、
この類に属する生徒は、勉強の必要性を社会に出てから感じて
学校に戻ってきているので、モチベーションも高く、
時間を切り詰めて勉強している分だけ、必死さが違います。
クラス内でのディスカッションなどでも、実社会の経験に基づいた鋭い意見を持つ生徒が多いです。


traditional student(高校卒業してすぐに入学した生徒)にも、
真面目にこつこつと勉強している人もいますし、
学費を稼ぐ為に、バイトと両立して頑張る学生もいます。


私は、現在はフルタイムで、前にやっていたバイトも今学期は人が足りているとのことで、
出来ずにいるので、無職です。
ですから、時間はありあまるほどあるはずなのに、
最近、どうも勉強への熱意が湧き上がってきません。
一つは、ある程度要領を得てきたとも言えますが、
もう最後の学期だというのに、イマイチ乗らないんです。


例えば、学校の予習をするにしても、教科書を読んでいて、
「お、これは面白いぞっ」と思っていても、
様々な日常の雑多な出来事に、心を奪われてしまって、
気がつくと物凄い時間を無駄にしているような気がします。


本来、勉強に集中できるこの時間というのは本当に有り難い時間のはずで、
それを無駄に過ごしてしまってはいけないと、
最近気持ちを引き締め直しているところです。


卒業まであと2ヶ月になり、
「あぁ、まだこんなに判らないことだらけなのに、もう卒業なのか・・・。」
という気持ちがあります。
まだまだ勉強し足りない、もっと出来る事があるはず・・・と思っています。


以前妹に言われて、その時は「まさか〜」と思いましたが、
多分、私は勉強が好きです。今なら認められます。
でも、決してBook Smartになりたいわけじゃなくて、
それを生かして仕事をしたいと思っているので、
きちんと就職活動も頑張って、人生の修行をして
マスターに戻って、もっと勉強したいな〜とも思います。
(出来れば、その学費を会社が負担してくれる制度があるところに行きたいです。)


ということで、自分の至らなさを反省しつつ、
これからの2ヶ月を、悔いなく過ごせるよう頑張りますっ!!


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