ブライダルシャワーという行事で思った事

今日は、この前バチュラレットパーティに行った義妹の親友のブライダルシャワーと、
相方の親友の息子の誕生日パーティのはしごでした。
ブライダルシャワーとは、結婚する新婦に新婚生活用ギフトを贈る為のパーティで、
新婦の家族とメイド・オブ・オナー、ブライドメイドの主催で
挙式参列者のうち女性のみが招待されて行われます。


大抵はサプライズなので、新婦は何も知らずに会場に呼び出され、
行ってみたら、皆が待ってた!という演出があります。
今回も例に漏れず、ウェディング・コーディネイターをなさっているお母さんに、
忘れ物を届けに来て!と電話を受け、素直に届けに来た可愛い新婦は、
会場に入った瞬間、「・・・・うそだ〜っ。Oh マイガーッ」と叫んでいました(笑)
勿論、新郎もグルでして、決して大事な用事を入れたりせずに
実家におとなしく帰るように仕組んでもらっていたり・・・。


それにしても、私が今まで参加したサプライズは、
結構上手く成功してるんですが、失敗してしまったらどうなるんだろう・・・・・
というドキドキも楽しみのうちなんでしょうね。


その後、ちょこっとピックアップフードなどを頂きつつ、
新婦は、貰ったプレゼントの山を解き始めます。
今回の趣向は、出席者はビンゴの升目を、
「新婦がもらうであろうギフト」の品々の名前で埋め、
新婦が開けた物を消して行って、ビンゴした人はちょっとした賞品がもらえるというもの。
プレゼントを開けてるのを、通常、周囲はひたすら見てるだけなので、
メイド・オブ・オナーの義妹は、その間、
予め、新郎に取材してきた数々の質問と、新婦の答えがマッチするかどうかというゲームも
交えて、普段よりかなりスムーズに進行させました。
私は、ブライダルシャワーやベイビーシャワーに数回出席した事がありますが、
本当にこのギフト開けの時間は、実は暇なんです。
(2月の相方のいとこのベイビーシャワーは、プレゼント開けるだけで2時間はかかった)
なので、こういう出席者も参加出来る趣向がどこかにあると、
かなり違いました。



アメリカでは、日本のようにご祝儀制でもないですし
(お祝いにお金を包む人も居ることは居ますが。)
ギフトも実は新郎新婦が、予めデパートや生活用品のお店などに、
「ウェディングレジストリー」と言って、欲しい商品のリストをオンラインに乗せているので、
ブライダルシャワーの招待状に書いてあるデパートのウェブサイトに行き、
カップルが欲しい物から選んで買うというシステムになっています。
だから、実はギフトを開けること自体は、そんなにサプライズじゃないんですよね。
欲しい物を貰う、これもアメリカの一つの合理主義ってことで・・・。


私は一切こういうアメリカ的な結婚の段取りを一つもしませんでしたが、
クリスマスに、義母から「欲しい物のアイディアだけでも欲しいから」と、
アマゾンのウィッシュ・リストを作れと言われて、
とてつもなく困った思い出があるので、
やらなくて本当によかったです(笑)


欲しい物が無いのかって言われたら、
ちゃんとあるんです、ええ山ほど。
でも、値段が判っちゃうわけですし
「欲しい物リストにしなさい」と言われても、
かなーり気を遣って、選んだんですよ・・・。
一体、どの程度の金額が「一般的」でずうずうしくない金額なのか、
悩みだしたら切りがなかったです(笑)
まぁもちろん、リストにした物全部もらえるわけじゃないので、
どれが貰えるかはお楽しみなんですが・・・。
つくづく私はおねだりの出来ない女です。
かわいくないわ〜。
私は、サプライズがいいです。
私の為に選んでくださったという、
その行為が嬉しいので・・・・。


私の前の職場に、何を貰っても文句ばっかり言ってる子が居たんですよ。
怖かったです。趣味に合わない物を貰うって困ることかもしれないですけれど、
要は気持ちって思うんです・・・。
他の同僚の子が、実家のお母様が盛岡に遊びにいらしたというので、
同じオフィスの女性陣へと、一人一人にちょっとした小物のプレゼントを頂いたことがあって、
ぼそっと、「だからってこれ??」と、貰った物に対して舌打ちしたのを見て、
「うわ〜、絶対に友達になれないっ」って思いました。
(もちろん、友達じゃありませんでしたが)
いや、心で思う事は、誰にも止められないことなんでいいんですが、
口に出すその心映えが嫌でした〜っ!!
同僚のお母様が、彼女の趣味を知るわけないわけで、
使いたくなかったら、黙って使わなきゃいい話ですよね。
それより何より、「お土産持ってきて頂いたその気持ちに感謝は無いのか?」
不満をぼそっと言うかっ!!しかも私に聞こえてるぞっ!!
・・・・普段、結構お上品に振舞おうと努力してましたが、
その子の品性疑われてもしょうがないなって思いました。
きっとその子は、欲しい物をもらえるアメリカ式だったら幸せだったんでしょうね・・・。


とまぁ、そんなことをちょっとフラッシュバックしちゃったんですが、
今日の新婦 to be(余談ですが、英語ではそうなる予定の人の事を○○to beと言います。今日の場合、Bride-to-be)
は、幸せそうでした〜♪
その後、遅れながらも、誕生パーティにも顔を出して、
家に帰ってきてからは、フットボール観戦しながら、相方のお手製チリを食べ、
見事に今日は家事をせずに過ごしました(笑)