アドバンス・パロールを使っての入国

渡航許可書を使っての入国はもちろん初めてのことだったので、
「質問を浴びせられる」とか
「別室に連行」など、
色んなケースを読むたびに、びびっておりました。
最初、いつも通り「visitor」の列に並んで、
私の番になったのでオフィサーの元へ。
パスポート・渡航許可書(AP)・結婚証明書の三点セットを見せると、
「旦那さんはどこ?」と聞かれ
「家に居ます。私より先に帰ってきたので。」
「家はどこ?」
ペンシルバニアです。」
という問答をした後、
53番(だったと思う)のラインに並びなおせと言われ、
「あぁ〜これは別室送りのサイン?」
と思いつつ、その番号のブースの前に行くと、
なんと誰も並んで無いではありませんか♪
そこには、「Special Inspection」(特別審査)の看板が立ててあり、
ちょっと仰々しいと思いつつ、
パスポートと渡航許可書、結婚証明書を出すと、
とってもお気楽なオフィサーで、
「あ、パロールで入国ですね〜。何日出てたんですか?」
質問はこれだけでした。
I−94に、パロールで入国。28日間の出国、という記載とスタンプを押され終了でした。
別室送りにされなくて良かった〜(笑)
(私の想像では、よくある取調室みたいな所で、
オフィサーに取り囲まれると思っていた(笑))


その後、税関では、横にある「Additional Inspection」のブースに連れて行かれ、
荷物は開けられはしないものの、X線にもう一回かけさせられたり、
セキュリティチェックでは、「見事選ばれ」(byオフィサー)
透明なブースの中で私自身がスキャンされ(笑)
どのチェックポイントも、大した事が無いにせよ、
一回では通してもらえないという憂き目には遭いつつ、
どこでも引っ掛かりもせずに、ハリスバーグ行きの飛行機にも乗る事が出来ました。


最後の難関は、ハリスバーグの空港の駐車場にほぼ一ヶ月放置された、
私の愛車、おんぼろカムリのエンジンがちゃんとかかるか、でした。
相方にも「かからなかったら連絡しろ」と心配されていたのですが、
何と、全く問題なくかかり、調子よく運転してやっと家に帰りました。


帰宅後、我が愛猫Aイチ様の、
「何だよ〜っどこ行ってたんだよ〜っ」という訴えの鳴き声を
1時間ほど聞きながら、目一杯なでてあげつつ、
道中や面接のことなどを相方と話し、
翌朝から、相方の誕生日ウィークエンドで、またまたビーチに行く事になっていたので、
ビールもそこそこに、爆睡でした。
ともかく、これでひとまず日本への里帰りは無事果たせました☆
あ〜よかった。何事もなくて。