日本の小料理屋体験
一行の盛岡滞在中は、挙式の衣装合わせから始まり、
両親の家でのウェルカムパーティ、父主催の「ワインと酒・小料理屋ツアー」をし、
と、挙式前から結構盛りだくさんだったりした。
父のお気に入りのお店での「日本の小料理屋体験ツアー」は、
美しいお造り盛り合わせで、ちょっとびびっていたものの、
その後の季節の天ぷらの盛り合わせで、
アメリカ人一行は盛り上がり過ぎ、
ものすごい勢いで平らげた後に、
メインの岩手県二戸名産「さすけ豚」のトンカツ(厚さ2.5cmはある豪華版)が出てきた時には、
「日本人ってこんなに食べるわけ?」
と、腰を抜かしそうになっていた。
今、白金豚を追い越しそうな勢いと言われる「さすけ豚」は
美味しかった。ジューシーで、良い豚肉って脂身部分もうまみたっぷりなのね〜と、
ビバ日本の豚肉!
でも、わらじのように大きい極厚とんかつが、
「一人前」と聞いた時には、結構食べる私にも驚きでした(笑)。
でも、豪快な中にも、選び抜かれた素材を使ったお料理の数々。
うーん、やっぱり日本の小料理屋、最高ってもんである。
アメリカ人は一丁食い人種で、自分の分を自分で頼んで自分のペースで食べるというお国柄。
どーんと出てきて、それをみんなでシェアしながら食べることが無いのと、
ちまちまペースを保って食べながら飲む習慣が無いので、
出てきた物を平らげなければ!という使命感に駆られて、
天ぷらでバーンアウトしてしまったみたいなのだ。
「さすけ豚」を2切くらいでギブアップしてしまって、残念だったらしい。
その後、お魚の煮付けなどを頂いて(まだ食べるのか?私!)
きれいなお菓子とお抹茶、水菓子を頂いて終了。
最後には、お店から結婚のお祝いにとお花まで頂き、
父が日頃お世話になっている人たちにも祝福されてしまい、感激。
はちきれんお腹を抱えてホテルに戻った私達なのであった。