人生初めての「敏感肌」体験

日本に居る頃、私は自分は結構「頑丈肌」だと思い込んでいました。
外資の化粧品を使っても平気だし、
アロマ系でもオーガニック系でも平気。
強いて言うなら、アルコールが強い化粧水だけが駄目で、
肌質さえ判っていれば、自分に合う物を見つけ出すのにも、
それほど苦労は無かったのです。
若かったというのもありますし、お手入れもがっちりしていたし、
今思えば、笑ってしまうほど自分の肌に投資してました(笑)
エステには行きませんでしたが、ホームケアの鬼(苦笑)
(というか、仕事上の制限が多くて、そこくらいしか変化を楽しむ術が無かったというのが、
当時の私の言い訳でした・・・)


アメリカに来て、収入はもちろん激減、そんな贅沢も言ってられないわと、
シンプルケアに移行しても、それほど肌にも影響無く来ていたのですが、
前にも書きましたが、選ぶシャンプーがことごとく合わないという、
意外な事が起きました。
今度こそはと、違う商品を試しては頭皮が痒くなり、
生きてきて30数年で初めての「敏感肌」体験となりました。
こちらの日本人女性に聞くと、「パンテーン」を使っている人が多いのですが、
日本のパンテーンは大丈夫だったのに、
アメリカ製は駄目。
しばらくは、ネットで日本製のシャンプーとリンスを買ったりもしていましたが、
やっぱり長い目で見たら、現地物で合う物に出会いたいと思っていました。
去年、妹が来た時に置いて行ってくれた「TSUBAKI」も良かったし、
アメリカのアマゾンでも取り扱いがあったのですが、
日本との価格差に驚き、やっぱり現地物で気軽に買えるところに、
合う物は無いのか?と探すことは諦めきれずにいたのです。


どうにも見つけられず、一つ見つけて試しては、
痒みに襲われる・・・・という日が続きました。
すすぎ残しなども考えたのですが、シャンプー時間の2倍くらいは時間をかけてるし、
椿油頭皮マッサージもたまにやったりもしてました。
洗った直後はよくても、一日の終わりには、猛烈に痒かったり。
こんなの本当に初めてで、私もかなり焦っていました。


昨日、お友達のLonちゃんとスーパーで買い物した際、
シャンプーを一緒に探してみました。
今回は、Beauty Without Cruelty (BWC)というブランドのシャンプーとリンスを購入。

これはオーガニックのコーナーで見つけたのですが、
100%オーガニックエッセンシャルオイル使用、パラペンフリー
ボトルから香りをチェックしてみても、それほどフルーティ過ぎず
(他のブランドは、トロピカルフルーツ系や、ペパーミントなどが多かった・・・。寒がりの私にはペパーミントは特にきついです・・・。)
地肌にも優しそうということが決め手になりました。
乾燥しがちな為、モイスチャータイプ。


そして今朝、半身浴のついでに椿油頭皮マッサージをして、蒸した状態の後、
おニュー(死語)のシャンプーとコンディショナーを試してみたところ、
香りは、ボトルからチェックした時より若干強く、
アロマに嵌った頃、よく使っていたニールズ・ヤードのフラキンセンス・マッサージオイルに香りによく似ています。
癖のある香りなので、好き嫌いが分かれるところですが、
私は、「まぁ気にならないかな?」という感じでした。
本来、体の緊張をほぐす用途で使われるハーブなので、
慣れるとリラックス効果も増すかも。


上がって、ドライヤーで乾かしたら、すごく髪がつやつや、さらさらになり、
一番きになる痒みも出ませんでした。
(ひどい時は、ドライヤーかけてる時点で痒くなっていた)
フラキンセンスの香りも、それほど気にならず、
後は、その後の経過がどうなるのか、どきどきしながら
一日を過ごしました。


結果・・・・・今のところ痒みは出ていませんし、髪の毛もさらさらです。
椿油マッサージとの相乗効果なのか、単体としての効果なのか、
明日は、単品で使って効果を見ようと思ってます。


・・・ということで、もしかして私の長い「シャンプージプシー生活」に終止符を打つ日は近い??