アメリカでマッスル系日本番組を観る

アメリカでも地デジ化が近づいていて、ケーブルもデジタル。
こういう最新物に弱い相方は、
LCDのテレビを買った時に我が家のケーブル回線もデジタルに変更した。
でも、フットボールシーズンの週末は
いつもフットボールにテレビを占領されてるので、
1試合くらいなら見て楽しめる私も、一日三試合も付き合ってられないので、
大抵自分の部屋でDVDを見てるか勉強してるかだったりする。
こういう時のウィークデイの相方は、NFLチャンネルを観て研究するか、
DVDで映画を観てるかなので、大して一般放送は見てなかったし。


フットボールシーズンも終わり、他のチャンネルを観る機会も増えた。
最近発見した「G4」というチャンネルに、
なんと日本の「筋肉番付」と「サスケ」「KUNOICHI」シリーズをやっているのを、
相方が見つけて以来、二人でハマって観ている。


きっかけは、相方に、
「ね〜、ミモレヤメって知ってる?」と聞かれ
「へ??????みもれやめ??」
しばらく悩んだが、ネイティブ日本人の私にも解からないものは解からん。
何で知ったのか聞いてみると
「あのね〜なんか山の名前みたいなんだけど。テレビで観たんだ〜。」
「何の番組??」
「ニンジャウォリアー」
・・・・・・。
ということで、その番組を見たら、「KUNOICHI」のことで、
謎のミモレヤメは、実はアナウンサーが実況していた
「ここ緑山に集まった100人の乙女!」
・・・そう、某局の緑山特設会場のことだったらしい(笑)


実は日本に居る頃から、この手の「マッスル系」は好きだったので
よく観ていた私。
(誤解の無いように書くと、私は決してマッチョ系は好みじゃないのだが、
記録に挑むとか、トーナメントで勝ち進むとかそういう系が好き。
今の復刻希望は「アメリカ横断ウルトラクイズ」なので、
知能はクイズ系も好き。)


相方は、「難関に屈する人達の痛そうな失敗シーン」を見ては、
「うぉ〜いて〜っ」と叫び、クリアした人を見ると「すっげ〜」
と言って感心して、遊びに来た友人には自慢げに、
「日本の番組、クールだろ、ここは、ミロリヤマァってところで〜・・・」
(惜しいっ、もうちょっとなんだけどな〜)
と説明している。

今まで私が見つけた日本の番組なんてもう20年くらい前の「たけし城
(しかもかなりインチキな字幕付き)かアニメぐらいだったので、
これにはかなり驚いた。
しかも、「KUNOICHI」の最新は2007年である。
「筋肉番付」は「Unbeatable BANZUKE」
「サスケ」は「Ninja Warrior」
KUNOICHI」は「Women of Ninja Warrior」
のタイトルで放映中。
「サスケ」「KUNOICHI
何でも、この「G4」というチャンネルは
「Duty Free TV」というキャッチフレーズで色んな国の番組をやる予定らしいのだが、
今のところは日本一色という感じである。
「筋肉番付」は、改めて編集してあって、
各競技を3人くらいしか見せてくれない。
つまらん。私が結構好きなのは王者決定戦みたいな奴なので、
どうかあのスペシャルを放映してほしいな〜と思ってるのだけど、
多分2時間スペシャルとかだから無理かなぁ。
ちなみに、私の一番好きな競技はこれ。
モンスターボックス

人ってこんなでっかい物でもスーパーロイター板があれば
飛び越えられるのね〜と素直に感心します。


ということで、アメリカ人もびっくりの番組なのでした。
相方の「緑山」を正しく発音する道は遠いのだが、
自分はビール腹さえ引っ込めば立派な「サスケ」になれると
言い張るので、是非ともその姿を拝見したいと、
新妻の私は思うわけである。
あ、でも妻の私に「KUNOICHI」になれとは言わないで欲しい。
絶対に無理だから。