ハリスバーグの新しいカジノ

新しい地方財政の財源確保ということらしいのだが、
このたび、ペンシルバニアの州都ハリスバーグにはカジノがオープンした、
というのは聞いていた。


相方の弟が、新しい仕事をゲットしたので来週ボストンに引越しする為、
相方と義妹夫婦と一緒にハリスバーグに行き、
一緒にランチして来ようという話になったのだが、
弟の行っておきたい場所が、この新しいカジノだというのでそれにお付き合いすることに。


この新カジノ、本当になーーーーんにもないところに、
どーーーんと新しいきれいな建物が建っていて、
それは、「大荒野に種を植えたら出てきた」かのような光景。
中に入ってみると、さすがに新しい建物、モダンな内装ではあったが、
なーんだか、どうも、ラスベガスやアトランティックシティのホテルに見られる、
「この建物のテーマ」が感じられず、少々ごちゃまぜの雰囲気も少々。
このカジノは、全てマシンのギャンブルだけで、
98%がスロットマシーンである。
残り2割(それ以下かも)が、
ビデオブラックジャック(目の前のビデオスクリーンのディーラー相手にプレイする。どうでもいいけれど、ディーラーがみんなセクシー美女なのが笑えた。)
あと、ほーんの30台くらいビデオポーカーがあるだけだ。
言ってみれば、でっかい「パチスロ屋」みたいである。
しかも、パチスロならまだいいが、こちらのスロットはテク要らずである。
ただベットして、スタートするだけなので、
非常に暇なゲームで、運のみなのである。まさにギャンブル??


一階にはグリルやドリンクスタンド、
二階には、場外馬券コーナーがあり、バーがあったのだが、
そこではたと気がついた。
そういえばこのカジノの名前、「Hollywood Casino」だったっけ・・・。
グリルの名前が、「Cereblity Grill」・・・
ペンシルバニアなのに、ハリウッド・・・
ペンシルバニアなのに、セレブリティ・・・何だかすごーく恥ずかしいのは私だけ?


前にも私はラスベガスは大好きでカジノもギャンブルに燃えなくても
楽しく過ごした。
(ビデオポーカーは毎日、数十分で負け知らずだったし。)
でもここは駄目だ〜。
スロットマシンもやってみたけれど、やっぱり目押し出来ないってのもつまらないし、
ビデオポーカーに至っては台数が少なすぎて、
席も空かないし。


あんなにお金掛けてるのに、こんなにつまんないなんて・・・・・
唯一良かったのは、さすがに新しい建物なので、
おトイレはきれいでした。
(カジノに行って、トイレ診断してくるのもどうかと思うが。)