一晩寝たら、気持ち落ち着く・・・。

よく「夜書いた手紙は、朝読み返すと良い」
と言いますが、昨日の私は本当に怒り治まらずだったのね、
と自分のブログを読み返して思う私。
今は、どうこう言っても始まらないので、
きちんとこの手続きを終わらせようということだけ
考える事で、気持ちが落ち着いている。
睡眠って、頭をリセットさせるという意味でも、
ガス抜きの意味でも必要で、大切なことなのね・・・としみじみ。
「明けない夜は無い」
よく言ったものだなぁ。


相方は、本当によく寝る。
私がアメリカに来た頃は、平気で12時間は眠っているので、
すごいな〜と思っていた。
私は短時間睡眠女で、5時間もあれば用は足りると思っていたけれど、
最近は、7時間くらいまで睡眠時間が延びた。
逆に相方は、9時間くらいに縮まったみたいである。
不思議な物で、こうして一緒に暮らしてると、
お互いにライフスタイルにも、ちょっとした歩み寄りが出てきたりするものだったりする。


私と彼は、日本人とアメリカ人、
育ってきた環境も違えば、バックグラウンドもまるで違う。
そういう違う者同士が寄り添って生きるには、
こういう小さな歩み寄りや譲り合いを積み重ねて、
お互いに快適なスタンスを見つける事が、すごく重要である。
言わなくても解かる部分と言わなくちゃ伝わらない部分があるということを、
手探りで探し当てている。
私と彼も4年以上かけてようやく「お互いハッピー」な空間を、
見つけつつある。


思えば、アメリカに来た頃、色んな意味でのカルチャーショックがあって、
でも、彼になんと伝えたらいいのか解からなくて、
よく日記を付けていた。
書いていくうちに、大抵どうでも良くなるか、
言いたい事の根っこの部分が見えてきて、
「実はこういう事に不満なのは、私がこういう部分に不安を感じているからなのだ」
と、自分の苛立ちを分析したり、理解し始めたりする。
時には、書いた直後は、気持ちが治まらないものの、
翌朝読み返したら、わかったりしたものだ。


今回の、婚姻届のことも二晩かけて、ようやく客観的に自分の気持ちを見る事ができたので、
やっぱり夜書いたものは朝見直すべしというのは、
本当だなぁと、改めて思った私なのであった。