まだ納得行かない

一晩明けてみたものの、私の気持ちはまだ納得できないでいる。
目を皿のようにしてこの説明書を読んでみても、
どこをどう見ても、「原本」の文字は消えない。
どこをどう読み間違っても、「コピーで良し」には見えない。
疑問も沸かない。
これがちょっとでも曖昧な表現だったら、
私も電話して聞いてみたと思う。


今となっては、もうどうしようもないことなのだけれど、
私の読み違いがあったのなら、「しょうがないな〜」と納得出来るのだが、
いかんせん、全然読み違いが見当たらないので、
言うとおりにしたのに、何故?という気持ちが消えない。
私が単純すぎるのか?そうかもしれない。
もうちょっと物事、「まさかこんなことあるわけない」
というスタンスで居た方がよかったのか?


パスポートのミドルネーム記載がイニシャルだったということはしょうがない。
これが受理されないというのは、
提出してみるまで解かりえないことだったからだ。
説明書にももちろん記載されてはいない。
せめてフルネームがきちんと記載されてある本人の国籍を証明する書類、
などという表現を使って欲しいとは思ったが。


でも、嫌がる相方を説得してパスポートの原本を書留で送付したことについて、
それが必要じゃなかったことが、一番悔しいのである。
ここでくじけちゃいけないのだが、本当に嫌になる。
今でも、あのカジュアル国家公務員の電話での応対を思い出すと、
どうしても悔しくて仕方が無い。
はっきり言って、かなり失礼な人だとも思う。
私はこういう時、人を責める気持ちは何も生まないと思っているので、
何とか、自分でそれを回避出来ることは無かったか、
と考えることにしている。(それが例え相手に非がある場合でも然り。)
ということで、何とか、この怒りから乗り越えたいのである。悔しいけれど。


教訓:送りたくない書類を送れと書かれてある場合は、その代案は無いのか交渉してみる。
意外と代案があったりするものだったりする。
(お役所って、そういう代案が通らない物だと思ってたら、そうでもないらしい)


・・・ということで、怒りを治めることにします。
悔しさをバネにするって、いい言葉よね、
と、こういう時に思ったりする。
英語で何ていうんだろう・・・。
Your patience will be a source of your next success.
(今の我慢は次の成功の糧となる)
・・・どうでしょう?