お雑煮と昆布巻き

実は、現在、正月ホームシックの真っ只中にいる私。
別にこちらの生活が楽しくないわけじゃないし、
始終、自分が選んだ道なのだから、と言って聞かせるものの、
お正月の家族団らんが恋しいなぁと純粋に思う自分が居るわけで。


たまたま相方が、フットボール観戦に友達の家に出かけたのを見計らって、
お雑煮を作ってみた。
久しぶりに、昆布とかつおぶしでしっかり出汁を取って、
大根と白菜、それにとっておきの大好きな牛蒡も入れ、
にんじんは無かったので省いたけれど、しいたけも入れて、
お餅を焼いて、超シンプルなお雑煮。
食べたら、ほこっとあったかくなって
気持ちのちょっととげとげした部分が柔らかくなった。
母から送られてきた昆布巻きも一緒に食べた。
昆布巻きってこんなに美味しかったんだ〜と感動してしまった。
こういう時って、あぁ自分ってやっぱり日本人だよなぁと思う。
胃袋に染み渡るってこのことだ。
お袋の味って、魂のふるさとに帰らせてくれるんだなぁと、
しみじみ。


和食パワーを貰って、少し元気が出たので、
残りの冬休み、無駄にせずに過ごせそうだ。
これからも、きちんと和食を作って元気にならないと!と、
心を改めた私だったりする。
相方が、私と同じように喜んでくれるともっと嬉しいのだけれど、
これはちょっとずつなんだろうなぁ。
ひじきと枝豆のサラダを、高級スーパーで買ってきたことがあったので、
今年はひじきの美味しさを教えるところから始めよう。
と、ちょっと前向きになれたりする。
和食パワー様様である。