相変わらずの、奇襲攻撃

もうこのブログにも何度も出てきている、
相方の「思い立ったら吉日」モード。
彼のプライベートには計画性というものは皆無。
仕事では、かなりきちきちやるタイプなのでこのギャップはすごい。
そういう意味では、私も同類(サプライズな人間ではないけれど、計画性は無い、いや努力してもあんまり実行できることが少ない)


ラスベガスから帰ってきて、感謝祭の日は家で荷解きしつつ、
ぐーたら過ごした私と相方。
その翌日には、妹夫婦が、1.5ガロンはあろうラムの瓶を持って、
我が家で酒盛り。
久しぶりに、胃袋がめくりあがるような思いをした。
朝4時半、持ってきたラムと、コーラを14缶空けたところで終了。
そんな最中、相方は、友達に携帯のメールで、
「明日、ラスベガスでのDVD鑑賞会をするので、来れる人は来てね。
尚、ウエディングギフトはくれぐれも持ってこないように。」
というメールを出していた。


ぎりぎり男は、やることもぎりぎり。
私も、相方がそんなモードだったので、
普通の普段着で、おつまみに蟹クリームディップとサルサ
コーンチップを用意したくらいで、
全然パーティをするという姿勢じゃなかった。
大体にして、どのくらいの人に声を掛けたのかすら知らず、
「ま、せいぜい、彼の家族と、いつも来る数人に、私のお友達夫婦が来るくらいで〜。」
と非常に、カジュアルな「飲み会」を考えていたのである。
おまけに、昨晩の深酒で、顔はお疲れモードだったし(笑)


彼の両親が一番乗りで来たので、
最初に色々写真をパソコンをテレビに繋いで見せていた。
彼のお父さんは、開口一番、
「おぉ〜、俺に娘が一人増えたな〜!」
と言われて、すごく嬉しかった♪


そしたら、まー来るわ、来るわ。
最近、子育てに忙しくて、なかなか会えなかった人やら、
友達の彼女の友達とか、何だか人がやってくるのである。
ギフトはお断りしていた為、皆、「飲み物持参」の形で、
ワインやらシャンパンにお花を持ってきてくれた人も居た。
このとき、既に
「こんなに来るなら、もう少しちゃんとおつまみ作っておけばよかったよ〜(汗)」
新妻は、焦っていた。


そして、DVD鑑賞。ものの5分である。
この為に、人に集まってもらうなんざ、本当に申し訳ないくらいである。
挙式中、私が噴出してしまったところもしっかり見られてしまった(笑)
そんな中、私のお友達として唯一出席してくれたリンジママが、
じわーーーーっと涙ぐんでいた。
本当にこの方には、色々愚痴も聞いてもらったり、励ましてもらったり、
この4年間の私と相方のことについては、やきもきさせてしまって、
結婚するよ〜と報告した時も、何だか実感が無い私の為に、
電話口で泣いてくれちゃう人なのである。
それを見て、もらい泣きしそうになる私。


その後、プラスティックカップで、即席ベストマン(新郎側立会人代表をその場で指名)と、
相方のパパのスピーチで、シャンパンで乾杯をした。
パパの、
「yorkyがここに来てから4年が経ちました。今までも家族同様だったけれど、
本当にこの子がうちの娘になってくれてよかった!」
と言ってもらって、感激してしまった。
嬉しいなぁ、家族が増えたって、素直に思った。


相方ママが持ってきてくれたケーキで、ケーキカットをして、
例の食べさせ合いもしましたよ。
もちろん、顔にぐしゃっとやられたので、
私も、ほっぺにぐしゃっとやった後、
鼻の頭にもおまけでつけてやった。
どこまでもカジュアルな新郎新婦。
相方、Tシャツ、私、普通のセーターにそれぞれジーンズ。
ぜーんぜんかしこまってないけれど、でも相方の家族、友人に囲まれて、
和やかな「飲み会」だった。
でも、私はこれでよかったんじゃないかなぁと思っている。
私が料理を準備しなかった事以外は・・・・。


まぁね〜、だってどのくらい来るのか、解からなかったんですもの〜。
(既に開き直る新妻)