ラスベガスに暇という文字は無い

私と相方は、今回はギャンブルはほんのちょっとしかしなかったが、
それでも、かなり活動的に動き回った。
挙式前夜は、ライセンスを貰いに行った後、
オールドタウン(ラスベガス発祥の場所。古いカジノが沢山並ぶ古い街)を見て、

その後、ホテル「パリス」に行き、相方のバチュラーパーティと称して、
フレンチレビューを見て

翌日、挙式をした後は、レッドロックキャニオンへ行き、

夕方までバイクでラスベガス郊外を乗り回し、
ホテルの部屋に戻ると、相方の家族からシャンパンと花束が届いていて、

お部屋で、シャンパンで乾杯をしてから、
ハードロック・ホテル(私達が滞在したホテル)内にある、
かの有名な日本食フュージョンの「Nobu」でディナーを頂き、
アメリカで食べた食事で多分一番美味しかった食事。
相方がめちゃめちゃ感動していた。)
その後、ちょっと部屋で休んで、
シルク・ド・ソレイユの「ズーマニティ」のショーを見に出かけた。
相方はもう何度もシルクのショーを観ているのだが、
私は「初・シルク」とあって、どきどき。
音楽もパフォーマンスも衣装も素晴らしく、大感激。
あぁ、また観たい、もっと観たいと早くも私は大ファンになってしまった。


シルク・ド・ソレイユ「Love」の会場前。
観たかったが満席で、叶わず。残念!


その翌日からはとにかくよく歩いた。
ストリップ(大通り)の端から端まで、前回見れなかったホテルを中心に、
とにかく歩いたりトラムに乗ったりしながら、
ホテルからホテルへと、通り抜けるだけで面白いのがベガス。
カジノ内にあるバーで、ビールを飲みながら、
ビデオポーカーをちょびっとやる。
私はこの旅行中、負け知らずで、勝ち続けていた。
小心者なので、一回大きい役を当てると、すぐに換金していたので、
どつぼにハマることもなく・・・5ドルを20ドルに変え、
また別のバーに行くのを繰り返していた。
毎日、4カードを一回は引き当てていた私。
Aの4カードを当てた日は、5ドルが96ドルになったので、
「シュガーママと呼んでもよくってよ。」
と、仰け反り返っていた、小市民な私(笑)


ストリップのホテル郡の中でも、
新しく出来た「プラネット・ハリウッド(Ph)」は、相方も私もかなり気に入ってしまった。
モールもあり、カジノも広く、
ストリップ側入り口横には、カクテルのマイタイ発祥のバーで知られる、
「トレーダービックス」があったり、
若者からお年寄りまで楽しめる場所であった。
モールの中には、相方がどこに行っても探し求める「地ビールの店」もある。
「次は絶対ここに泊まろうね!」と相方もうきうきである。
Phの水と光の壁の前にて、相方をシルエットでご披露


ラスベガスは何故だかわからないが、ハワイアンが流行っているらしい。
Phの中には、ハワイアンのお店や、ABCストアまであったりするし、
エクスカリバー」の中も、一部改装されていて、そこにもハワイアンのお店があった。
ハワイアンジュエリーの店や、水着やアロハの専門店なんかもあった。
オールドタウンのカジノ内のレストランのメニューにも
何故か「ロコモコ」(目玉焼きのっけハンバーグ)があったり。


ストリップのホテルとホテルの間には、
ショーの当日券を割引販売するブースがある。
そこに行ってみると、ショーの他に、レストランの割引+予約もやってくれるというので、
私と相方は、テレビでも観た事のある、
「Penn&Teller」のショー(マジック+コメディーショー)を二人で$130(通常、一人$100以上はする)と、ホテル・リオ内にあるイタリアンレストランの予約をしてもらった。(半額割引付)


ストリップからちょっと離れたリオに行くと、
丁度、マスカレード・パレードという、無料のショーがやっていた。
天井のレールからつられる光輝くフロートにダンサーが乗り踊っていて、
ぐるぐる会場内を二周する。

これを無料で見られるんだから、ベガスってすごいところだ。
「Penn & Teller」は、物凄く面白かった。
種明かしをしたりしつつ、マジックの裏に隠された心理を説明したり、
観客を巻き込んでのステージ。最後は、「それじゃ、またね〜」
と、ステージを飛び降りて、観客席の通路を、だだだ〜と猛ダッシュ
駆け抜けて終了。
ロビーに出ると、本人達が、サインや写真撮影に応じてくれるという、
サービス付き。
私達も、思わずtellerの方と写真を一緒に撮って貰ってしまった☆
(ミーハーな私達・・・)


とにかく挙式後の3日間は歩き詰め。でも暇になることは一時も無く、
99セントのマルガリータを飲んだり、
ビデオポーカーで小金をせしめたりしながら、
相方の好きなフットボールの試合も、ESPNゾーンの大画面のまん前の、
リクライニングのソファで観戦もしたし、
マルガリータヴィルというお店の、巨大なナチョスを食べたりした。
巨大ナチョス ビフォア(私の携帯と比べるといかに大きいかお解り頂けるかと思う)

そして、それが食後にはこのくらいに

美味しい食事に、美味しいお酒。
普段は、すぐにへべれけになる私だが、
一杯飲んだら次に移動というペースがいいらしく、
ラスベガスでは、相方のペースにちゃんとくっついて行っていた。
運転する心配も無いのも嬉しいし、
観るものもたくさんあるし、ホテルのインテリアを眺めたり、
新しい催し物をチェックしたり、とにかく何度行っても(というか、私はまだ二度目だが)
暇することもなく、いつも楽しく過ごせる場所、
それが私にとってのラスベガスだったりする。


ということで、相方と二人、かなり楽しんで帰って参りました。
家に帰ると、Aイチ先生が、かなり怒っていらしたのだが、
今回は数十分で、ご機嫌を取り戻して頂いた。
しばらくは、いつも以上に甘えまくっており、
私も相方も、いつもの何倍も可愛がって遊んであげた。
家に着いたのが感謝祭の午前中で、夜中のフライトに疲れた私と相方は、
感謝祭の北ペンシルバニアの祖父母の家訪問をお断りしてしまったのだが、
相方のお母さんは、「結婚大発表」を予定していたらしく、
かなり落ち込んでいたらしい。
何とかご機嫌を直して頂くべく、プランを練る私と相方なのであった。