寒さも増し、寒がりには辛い季節

家の近くの紅葉


この1週間ちょっとで、一気に秋になってしまった。
秋は、紅葉もきれいだし、空気も澄んで来るし、
防寒をしっかりしていればとっても好きなのである。
読書の秋、食欲の秋、収穫の秋・・・
私の好きなことばっかりじゃないか!
もっと浮かれていてもいいはずなのに、
私は晩秋生まれの、北国育ちのくせに、
寒いのは、それだけで泣けるという「超寒がり」なのである。
夏でもホッカイロがバッグに常備されている。
母には、今月やってくる誕生日のプレゼントに、
色んな人からお勧めされた「腹巻」を頼んだくらいである。
ババシャツコレクションは非常に重宝していて、
日本から持ってきたヒット商品の上位を占めている。
(炊飯器、ホットプレートに続く勢いだ!)


何度も書いているが、アメリカ人は非常に寒さに強い。
私がもうすっかり秋モードで、セーター着て靴下もしっかり履いている今、
未だに「ビーサン」で歩いてたりするから驚き。
かく言う私の相方も、立派なアメリカ人肌の持ち主なので、
私が家でセーター着て、ブランケットやスローを腰に巻いて歩く横で、
奴はまだ半そでTシャツいっちょなんてこともしばしば。


相方が、我が家の暖房のサーモスタットの調子が悪いと、
Home Depot(というDIY系のお店)で、デジタルのサーモスタットを買ってきた。
何でも、時間ごとにプログラム出来るとのことで、
早速設置して、色々セッティングしていた。
ある朝、起きてみたら肌寒いので、その新入りの前で、
ピッポッパッ」と、矢印ボタンを「上、上、上」と押すと、
デジタル表示の数字が上がった。


その翌日、相方に「ねぇ、あのサーモスタットいじった?」
と聞かれたので、「だって寒かったんだもーん。」と可愛く答えると、
「あれ、プログラムしたって言ったでしょ!おかしくなるから止めてよね。」
「・・・・じゃぁ、寒かったらどうすりゃいいの?」と聞いてみると、
「そりゃ〜着込むんでしょう。」
・・・軽くアホな私は今になって気づいたのである。
設定温度は「アメリカ人肌の相方仕様」に設定されていることに!!
「あたしが寒がりなんだから、もう少し設定高めにしようよ〜。」という私に、
「ちょっと〜おかしいんじゃない?そんなに寒くないだろう?」
まぁね〜、我慢しろって言われれば、出来ないわけじゃない程度かもしれないが、
朝起きてひやっとしてるのは、嫌なんだよ〜。
って、半そで着てる人には解からないか・・・解からないんだろうなぁ。
セントラルヒーティングの何が嫌って、温かいところにあたるということが出来ないからである。
私が日本に居た頃は、家の中は暖房がんがんだったので、
外は寒くても家の中はぽかぽかだったし、寒ければヒーターの前にへばりつくか、
ホットカーペットの上でひざ掛けしてれば、極楽だった。


あぁ・・・日本のコタツホットカーペット
真面目に恋しくなってきた。
いつか、仕事をした暁には、手に入れたい日本製品の一つである。
買っちゃったら・・・部屋から出ないだろうなぁ(笑)