クラウンがぽろり

久々にスパゲッティナポリタン


最近、私の左下奥歯のブリッジ(というかポストしてあるクラウン)が、
よく取れるようになった。
結構、いきなり前触れも無く、食事中や歯磨きのうがいなんかを思いっきりしてると、
ぽろっと取れるため、それだけでストレス。
食べるのも恐る恐る、右側だけで租借する為、
非常にあごが疲れるし、
そのせいなのか、物凄い肩凝りと頭痛に襲われている。


とうとう観念して、「日本に帰るまでは」と我慢していた歯医者に行くことにした。
相方の知り合いの知り合いで、私も渡米直後に、
何度かパーティなどでお会いしたことのある歯科医さんが、
最近、相方の職場のお向かいにオフィスを構えたということもあり、
行き方も解かってるしというので、そこに行くことに決めた私。


行って驚いたのが、新しいのはもちろんだが、
とってもハイテクなのである。(というか、私はもうかれこれ4年くらい歯医者とはご無沙汰なので、最新の歯医者事情に疎いという話もあるのだが)
各ブースの診察台のライトの真上には、液晶スクリーンがあり、
テレビを観ながら診察・治療してもらえる。
初日は、レントゲン撮影や、チェックアップだったのだが、
写真やチェックの結果はすぐさまパソコンに取り込まれ、
先生が説明するのは、そのスクリーンで拡大しながら行われる。
小型カメラもあり、それで口の中の様子を実況生中継で、
スクリーンで見せられる。
最後は、歯茎の治療の大切さをビデオで見せてもらうのである。


翌々日は、歯のお掃除と歯茎の治療だったのだが、
まず渡されたのが、防塵ゴーグルである。(よく化学の実験とか、工事の時とかに使う透明な奴)
これで、心置きなくテレビを観ながら治療してもらえるし、
麻酔も部分的にスプレーされる。これもチェリー味(少々きつかったが)
こうしてみると、なかなか面白い。


アメリカでは、なかなか歯科治療まで保険を使えることが少ないこともあり、
高額医療でもある。
高い。私の保険は全然適応にならないため、大きな出費ではあるが、
それでも、やっぱり歯は大事だし、これ以上このストレスを貯めるのもいやなので、
仕方ない。
これからは、きちんと定期的にクリーニングもしてもらわないと!と思った私である。