うちの同居人のその後


結果から申し上げますと、まだ居る。
彼女から自信満々に「3月末には!」と言い切られてから、
もう早いもので3ヶ月が経過。
一時、荷物を運び出していたので、もうすぐか?と思っていたら、
もう6月も終わってしまい、7月突入である。
彼らの発言は常々信用できんとは思ってるけれど、
彼らにとっては、多分「その時そう思ったからそれが真実」で、
それが実行されないことには、何の意味も感じてないんだと思う。
大方「だって、引越し先が出来上がらないから」
(「まだ、直すのに時間がかかるでしょう?」という私の問いに「3月末には出来るから!」
と言い切ったのは彼女である)
というのが理由なんだと思うけれど。


前述の通り、言うことはいつも大きく、そしてその発言はいつの間にやら
都合のいいように変わっているというのが常なので、
彼らの発言は、周囲からは既に信用されない域に入っている。


これを愚痴ると、いい加減、私が嫌な奴になってしまうので、
と思っているが、ま、この辺がかなりなぁなぁなところで、
同居人の弟が家主なのだが、
「この際、家電も買い替え、ペンキも塗りなおし。キッチンのキャビネットも入れ替え」
などと言っている。
完璧主義者なのは知っていたけれど、
その家を直すのに、
私は彼が3年以上前から始めたことを知っている。
そのくせして、「あぁ、お金がかかる」と嘆くのである。


その弟が、最近彼女が出来たので、そのデートに忙しく、
家の方を直す手も、さらに遅くなっているのも知っている。
彼はとてもいい人なので、幸せになってくれるのは、
とっても喜ばしいことなのだが、
どうにも、この家の件をのろのろやっているのを見ると、
「おい!いいかげんんいせんかい!」
と、たまに毒づきたくもなってしまうのをぐっとこらえて、
「いかんいかん、彼らは彼らのペースがある」
と、自分に日々言い聞かせている。
眉間に皺なんか作っちゃったら、それこそしゃれにならないわ、
と、日々お肌のお手入れを頑張るくらいのもんである。


多くの人は、「まだ居るの?」と私や相方に言うのであるが、
是非ともそれを彼らの前で言ってはくれまいか?
と、他力本願になってしまったりもして(笑)
相方も、何度か聞かれて
「しらん。あいつらはのろい。手伝うよって何度言っても、断るし」と言う始末である。
が、もちろん、私達が追い出す訳にもいかないので、
「ま、いずれ出て行くでしょ。」
というスタンスで、自分達は自分達の生活をしているというのが現状である。
このままだと・・・・7月末?
・・・考えたくない。期待すると後でまたがっかりしそうだから。