アメリカで遂にヘアカット

前々から、評判を聞いていた、
フィラデルフィアの日本人ヘアスタイリストさんの予約が取れたと、
リンジママから連絡が来た。
遂に、私はアメリカで髪を切るのである。
性格に言うと、実はこちらに来て一年目、
相方の妹の友達のスタイリストに切ってもらって、
散々な目にあってしまって以来、
日本に帰国した折にしか、美容院には行かず、
もっぱら自前カットで暮らしていた私である。
今回は、日本人のスタイリストさんで、
しかも上手と聞いていたので、数日前からどきどきである。


Amtrakに乗って、リンジママの居るExtonに行き、
そこから電車を乗り換えて、フィリーに乗り込むという計画。


リンジママのリードのおかげで、無事フィリーに着き、
中華街で、飲茶ランチをしてから、
サロンへ。


オーガニックをメインにしたサロンで、
こじんまりとして、感じのいいサロンである。
まずは、リンジママから切って貰うことにして、
私は、これまた日本のヘアカタログを見ながら、
どんな髪型にするか、最後の最後まで悩みまくりつつ、
リンジママが、どんな髪型で戻ってくるかを、
どきどきしながら待っていた。


リンジママは、前下がりのショートボブっぽい感じで、
素敵になって帰ってきた。
すごく、彼女のナチュラルな感じが出ていて似合っていた。


さて、私の番。
色々な希望を言って、夏だし少しすっきりしたいなぁということで、
ロングを思い切って、ボブのローレイヤーっぽい感じで、
前髪も作ってもらって・・・と、
私にしてはかなり思い切ったプランに出てみた。
私の髪質も伝え、切りに入ると、
彼女のはさみは、色んな角度から私の髪を切り始め、
気がついた頃には、結構な短さに。
おぉ〜〜〜久しぶりに見た、こんな短い髪の自分。
一番後ろの長い部分で、25cmは切ったはずである。
何だかとっても新鮮。
あぁ、こういうイメージチェンジってとっても大事と、
鏡の中を見ながら思う私。


シャンプーをしてもらって、これまた極楽気分で、
ブローしてもらう頃には、
何だか全然違う自分になった気持ちである。
思えば、こんな短いのは、19歳の頃以来なので、
なんと16年ぶりである。
それから、ずっとちまちま変えることはあっても、
ロングだったのである。
すごく素敵にしてもらって、大満足。
また行こうという気持ちになった。


その後、South Streetをぶらぶらしつつ、
駅まで歩き、Extonに戻って、和食でディナーをして、
家路に着いたのである。


相方の反応は上々。
普段褒めることのあまり無い人だが、
「おぉ〜、何だかちょっと前のJennifer Anistonみたい」
とまで言った。
はっはは〜彼も、何だか彼女が別人のようになって帰ってきて、
それが新鮮だったみたいである。


ということで、褒めてもらって、気を良くして、
うきうきになった私なのであった。