お花畑と噴水のホテル ベラッジオ

結局、その夜、イベント後に予定されていた夕食がキャンセルになったので、
急遽、気になるホテルの一つベラッジオに行って見ることになった。
このホテルは、噴水のショーが有名なので、
それを見るのが目的だったのだが、
ホテルに入って、まずメインロビーがお花畑なのにびっくり。
ホテル全体は、ベージュの大理石で統一され、
至るところに色とりどりの花がこれでもか!というくらい
敷き詰められている。
天井もガラスのアートでお花が散りばめられ、
アーケードに続く道の途中には、小さな温室に、
世界各地からの蝶が入れられ、優雅に花から花へと飛び回っているのが見える。
一体ここはどこだ?というくらいのお花の洪水である。


ここのカジノで、ビデオポーカーをちょっとやり、
4カードが揃って、100ドルゲットした私。
その夜、自分をシュガーママと呼び、
相方にご馳走すると言い張る、小市民な私であった。
100ドルってあんた1万ごときで何を言うとお思いだろうが、
小心者の私と相方は、一度当てたらすぐ換金して、
別の有意義な使い方をするというのを繰り返しているので、
一応トータルは+で終わるようにしているのである。


噴水のショーは、音楽に合わせて水が踊っているようで、
素晴らしかった。光と水の競演で、
シンクロナイズドスイミングを見ているような感じ。
そのショーを観ながら、イタリアンのお店で、
アペタイザーをつつきつつ、噴水を見て、
なんてロマンチックな夜なはずであるが、
私も相方も、日中歩き回り過ぎて疲れ果てていたので、
実際のところ、こんな素敵なイタリアンに来ても、
夜の10時だと、食べるにも食べられず、という感じであった。


実際のところは、私は食べる気はあったが、相方が
「俺はビールだけでもいい。」というタイプなので、
ビールでお腹は膨れない私のために来たようなもんなのだが。
一人が食べないと、私一人でがっつくわけにもいかないものである。
朝食とお昼のピザ一切れで済む相方の胃袋がうらやましかった(笑)


それにしてもベラッジオ、とっても素敵なホテルだった。