しみじみする週末

母からの小包が届いた。
咳が止まらない私を心配して、
手作りの大根蜂蜜エキスやら、金柑湯や生姜湯の粉末やら、
果てはお赤飯の真空パックや、タラバガニの缶詰などを
送ってくれたのである。
ありがたや〜と、小包の前で感謝のダンスを踊りたくなる(笑)


そして地元のお菓子も入っていて、
小さな箱の中は、びっくり箱のようで、
It's a small Japanese worldである。
丁度、相方の弟が遊びに来たので、
早速彼の婚約者の連れ子ちゃんの女の子達にと、
お菓子をおすそ分けした。
大根蜂蜜エキスや金柑湯はさっそく飲んでみた。
あぁ、癒される〜。


私の両親は、自称「小包おじさん・おばさん」で、
昨日、電話した時も、
「あなたに荷物を送った前の日は、M(妹)にあれを送って、
その前には、Nちゃん(姪)に、これを送って・・・。毎日何か送ってるわ〜。」
と母が言っていた。
父も、几帳面な性格からか、荷物の梱包は、芸術的な美しさである。
きちっきちっと、隙間無く綺麗に収めてあるのである。
荷物はひしゃげることも、壊れることも無く
いつもきれいなまま私の手に届く。
(あ、そういえば一度だけ、梅干の汁がこぼれて、
郵便局の人に怪訝そうに手渡されたことがあったっけ(笑))


日本からの荷物はいつも私にほっこりとした気持ちを運んで来てくれる。
たまにホームシックが強くなっている時だと、
どんな風にこの荷物を詰めてくれたんだろうと、
その姿を想像して、ちょっと涙が出そうになることもある。
胸の辺りがほかほかしているのは、大根蜂蜜エキスのおかげだけじゃなくて、
こういう家族の愛情を感じてるからなんだろうなぁ、と、
しみじみする私だったりする。


今週末は、イースター
明日は相方の両親の家でランチをご馳走になりに行く。
こちらでもかわいがってもらって、私はラッキーなんだなぁと、
またしみじみするんだろうな。


今の学校も残り1ヶ月。
加速的に忙しくなりそうだけれど、このほこほこした温かい気持ちで、
乗り切りたいところである。