朝と昼は相方の実家

これまた毎年恒例の、クリスマスの朝である。
朝9時には相方の実家に集合し、
軽い朝食の後、暖炉のあるリビングで、
ツリーの下でクリスマスプレゼントオープニング大会である。
大きなゴミ袋を用意して、
ツリーの下から、パパとママがプレゼントをそれぞれの前に持ってきて、
各々は、自分の前に置いたみんなへのプレゼントを、
どんどん、渡していく。
もらった側からどんどん包みを開けていくのだが、
パパとママからは、一人一つではない。
必ず、3つか4つの包みを貰うので、
かなり膨大な量の包装紙の山となる。


今年は、彼の両親からは
1.チョコレートブラウンのセーター
2.TEAVANAのフレバリーティ
3.ケインフレグランスディフューザー
4.花の球根
彼の妹からは、私達二人にアイスクリームメーカー
彼の弟からは、コメディクラブのお食事招待券
そして、相方からは、
1.フットバス(これ最高っす)
2.ネックレスとピアスのセット
3.コナコーヒー
4.ブーゲンビリアのお香
5.ハンドミキサー
を頂いた。
相方の今回のお見立ては、かなりびっくりした。
特にアクセサリーは、私がピアスを開けた途端に、
ハワイのお土産に続く二回目である。
驚き。

ちなみに、日本の両親からは柔らかい皮のバッグと、
妹からは、DVDやCD、それにちりめんのお財布を貰った。
彼のご両親宛にも送ってくれて、
それは獅子舞の置物だった。
相方のパパがいたく気に入ってくれたみたいだ。

わいわいとプレゼントを開けた後、
今度は、これまた恒例のソックスの儀式である。
これは棟続きの別の暖炉の前に、5人分(相方の弟妹、妹の旦那、私)
ソックスがひっかけてあり、その中には、
1.バスアンドボディワークスのハンドソープ
2.手袋
3、ソックス
4.ピアス
5.リップグロス
6.スクラッチのロッタリー(ここ数年恒例)
が入っていた。

もう車が満杯だよ〜と思っていたら、
外に出ると、パパが、
「もう一つ二人にはあるんだよ。」
と言って、弟に持ってこさせたのが、チムニー。
日本語で言うと煙突になってしまうのだが、
外に置く薪を入れて焚くストーブみたいなもので、
ずっと、私達が欲しいねと言っていたものだ。
結構、こちらでは寒くなっても外で話したりするので、
我が家のように人が集まる場所には、
持って来いのアイテムだったのだが、なかなか良い物が見つからなかったのである。
素焼きのチムニーで相方が欲しいと言っていた形の物である。

その後、今度は、クリスマスの伝統的なお料理を
ランチで頂いた。
毎年なのだが、これはハムにストリングビーンズのキャセロール、
コーンと、スイートポテト、チージーポテト。
いつものことながら、また美味しいお食事をたらふく頂くと、
後はまったりとした雰囲気で、テレビルームでおのおのリラックス。


普段ならこの後、北ペンシルバニアの相方の祖父母の家に行くのだが、
今年はサンクスギビングに行ったので省略された。

相方がぼそっと言った。
「あぁ、あっち(祖父母宅)に行かないだけで、こんなに楽なんて・・・」
確かに、片道約1時間20分の田舎道を、ひたすら運転していくのは、
かなりの体力消耗だし、
最初、私が行った時は驚いたものである。
私は幸いと言うか、祖父母の家は、父方、母方どちらも、
車で20分程度(しかも日本国内の制限速度で、である。こっちの速度で行けば、
多分、私の家から相方の実家までくらいかも)
ということしか経験が無いので、
相方のママがしょっちゅう行ったり来たりしてるのを聞くたび、
偉いなぁと思っていた。


今年は、相方の親戚一同は、
妹の結婚式でほとんど会ったので、それでよしにしたらしい。
妹も、旦那様の方の家族行事を控えているし、ということらしい。
いずれにせよ、ロングドライブが一つ減ったのは、
相方にはとても良かったらしい。