テスト勉強の最中の息抜き

ルームメイトの会社がスポンサーしているということで、
チケットをもらったので、
地元Ephrataの公園内にある小劇場で公演中の、
Sound Of Musicを、相方と相方のママと三人で観劇してきた。


元々私はミュージカルは好きだし、この映画自体も、
小さい頃から何度も観ていて好きだった。
うちには、何と私が生まれる前に両親が買ったらしい、
サウンドトラックのLPまであったくらいだ。


でもこれは結構長い作品だし、子供も沢山出てくるし、
どんな感じなんだろうと思ったら、
舞台は会場中央にせり出した形で、
客席が舞台の三方を囲む形。
100人程度の小さな劇場で、
私達はなんと前から二列目のとっても良い席だった。


でもね〜田舎のことだから、どんなもんだろうと
思ったが、始まってみたらこれが意外と本格的で、
歌も上手だったし、ダンスはまぁまぁだったけれど、
それでもしっかりと見ごたえがあった。
なんといってもトラップ家の7人の子供達が、
みんな上手で、末っ子グレテルの子も若干5歳ながら、
ちゃんと演技をしていたし。ソロもあったり(笑)
マリア役の人が、とっても華奢で、でもよく観ると、
これは絶対バレエをやってた人だなぁという脚
(無駄な贅肉がないけれどきれいなフォルム)
だった。


これだけ近くで見れると、すごいディテイルまで観れるので、
それもおもしろかった。
舞台のセッティングにも限りがあるので、
すごく工夫して小道具を動かしたり、しまったり出したりするのだが、
暗転でそれをする人たちも、
お屋敷場面では、メイドのコスチューム、
教会の場面では、修道女の見習いの格好をしていて、
(しかも暗転でほとんど見えないにもかかわらず。)
そういう細かい部分までこだわっていたのがよかった。


タイミングが良かったというか
以前からの引き続きでホームシックで、
ネットでビデオなんぞを見たりするのだが、
最近、懐かしい私がハマってた頃の宝塚作品なんかを見つけては、
観ていたので、
更に、その熱が高まってしまった。
ミュージカルって楽しいなぁとか、
そういえば私、日本に居た頃は、こういう舞台とか、
音楽系のリサイタルとか見に行くのが好きだったんだわとか、
思い出してしまった。
田舎にいるとそうそう観るチャンスもないと思っていたけれど、
灯台下暗しで、こんな家から車で5分の場所に舞台があったなんて〜〜。
という感じ。


ミュージカルといえば、
映画の「プロデューサー」も面白かった。
新しい方だけど、私はタモリとかが言う、
「台詞がいきなり歌になる」のは、嫌いじゃないらしい。


来年も何か面白い演目があるといいなぁと思ったり、
これから一人でも観に来れそうとか、
そんなことを考えたり。
(相方は、まぁまぁ楽しんでいたけれど、私と彼のママほどじゃなかったし)


ということで、楽しい息抜きでした。
家に帰ってきて、またネットでミュージカルの断片などを、
探してしまったのは言うまでも無いし。
あ、でも宝塚が多いんですけれど(笑)