サンクスギヴィング前は忙しい

とは言っても、地元の人の様に、
ご馳走やらの準備で忙しいわけではない。
学校の授業のペースが猛烈に速くなるのである。
というのも、来週は木曜から4連休になる。
秋期のセメスターも、残り1ヶ月を切る時期で、
テストだ、プロジェクトだ、なんだかんだと、
締め切りが後を絶たない。


私の場合は、有難いことに、結構先週、今週、来週と、
ばらけているものの、それでも結構辛い。
おまけにパソコンの調子もイマイチで、
結局ブラウザのバージョンを変えてみたり、
色々しちめんどくさいことが多かった。


やることリストも相変わらず、押せ押せになっていて、
あっという間にもう週末である。
今週はこれまた睡眠時間を削った週だったので、
水曜のテスト明けには、燃え尽きていて、
それでも、まだオンラインのプロジェクトが終わってないので、
また夜更かしプラス早起き。
昨日の木曜は、更にイブニングクラスがある日で、
ハリケーン警報の中、やっと家に着くと、
今度は、地下のランドリールームが床上浸水である。
(というか、地下なので、水が入り込みやすい。
雨漏りが直ったら、今度は床である。おんぼろ家ですからねぇ・・)
相方が大家の家に何かを借りてくると言って出て行った時は、
何が起きたのか判らず、腹ペコだったので、
とりあえず相方が珍しく作ってくれたご飯を食べていた。


戻ってきた相方が地下に居るので、行って見ると、
一人でその水の除去作業を、借りてきたちっこいポンプを使って、
ちまちまやっているではないか。
急いで、私も準備して、超巨大バスタオルで、
ひたすら水をふき取り、バケツに絞っていた。
私はこの辺が豪快。さすがO型(笑)
これが背中に来るは、腕に来るわで、
巨大タオルは重いし、大変なことであった。
大きいバケツを2回空けたところで、
大分水かさが減ってきた。
バケツ三個目に突入の頃、相方が、
「多分、あとは乾くだろうから、いいよ。」
と言われて、止めた。


そこで、ふと気づいた私。
・・・ってか、こういう時っていつも、
私と相方が作業してるんだよねぇ・・・。
ルームメイトのMとDはというと、
その頃、仲良くシャワー浴びてたのよねぇ。
知ってるはずなのに、相方が大家(つまりDの父)に、
ポンプ借りに行ったの。


まぁ、あのランドリールームで4人が作業したらしたで、
これまたせまっくるしいことになるので、
良かったと思うことにするけれど、
でも、あんまりフェアじゃないよねぇ、こういうの、
と、たまに思う。


相方は、本当に色々とこの家のことをやっている。
配管のつまりや、亀裂が入った時も、相方が全部直してて、
私はその後片付けやサポートをする。
屋根の修理も、大家の尻を叩いて、やっと動かし、
それを手伝ったりしたのも相方である。


Dが手伝ったのは、
一番メインの配水管が詰まった時、
キッチンの排水が、全部バスタブに溜まると言う、
物凄い事態が起きた時である。
それでも、相方が色々調べて、全部必要な物をそろえて、
「やるぞ」と言った時にやっと腰を上げて、
それでも、お手伝い程度のことをちょろちょろっとやって、
後始末は、私と相方でするのである。
汚いのは百も承知だし、
こっちは、彼のゴム手袋まで用意したのである。
しかも、Mにいたっては、私が配管のあるランドリールームで、
男性陣の格闘のあと、3cmの深さで水浸しになったところを、
全部、水を吸い取り、後は乾かすだけの段階になって、
モップを持って登場し、ちょろちょろと拭いただけである。
それも私がもう拭いた場所を、彼女の大好きなモップと、
大好きな洗剤で、である。


しかも、もっと腹が立つのが、今回の浸水で、
私はあまりの状態で、素手で、その床をバスタオルで、水を吸い上げていたのだが、
この水が、物凄く泡立つのである。
おかしいと思っても、この泡は止まらず、
終わった頃には、手がかさかさになって荒れていた。
絶対にあれは、床に洗剤をばらまいたかなにかだと、
思っていたのだが、今になって思い出した。
彼女があそこをモップがけした時の、物凄い臭いを。
絶対に、あの泡はその時の洗剤だと私は思っている。
となると、すごい濃度の洗剤液で、
しかも、水拭き無しで行っているってことで、
洗剤に弱い私はそれだけで、「うぇ〜」っとなっている。


彼らは多分・・・殿様でお姫様気分なんだと思う。
だから、そんな大工仕事みたいな真似は出来ないし、
不具合が出ても、結構他人事なのよねぇ。
多分誰かがやってくれるって思ってるみたい。
不思議・・・。
それが、彼らが憧れる「セレブな生活」らしいです。
ならば、業者呼んでよって感じ。
さすがに、ショーファーやバトラーは居ないから、この家。