口角の効用

私はサービス業に居たせいか、結構口角が無意識に上がっているらしい。
たまに相方に「何へらへらして」と言われてはっとすることがある(笑)
でも、これっていいことだと自分では思ってるのだが。


件のルームメイトMの話をまたしてしまって申し訳ないのだが、
彼女の口はいつも「への字」である。
つまり口角が下がっているので、
いつもちょっと怒っているように見える。
無意識のうちにそうしているのだろうが、
一度気になりだしたらしょうがないのである。


で、いつも私は彼女の口元に注目してしまうのだが、
ほぼ100%の確率でへの字である。
例え笑ったとしても、次の瞬間すぐにへの字に戻る。
彼女が強面の理由は、その辺にもあると思う。
いっつも怒っているのが顔の前面に現れている、ように見える。


だからどうだって話では無いのだが、
私が以前秘書の勉強をしていたころ、
「感じのいい話し方は、どんな話をしていても最後に笑顔を添えるとそれだけで、好感度アップ」と、言われたのもあり、
その後接客業で、いっつも営業用スマイルで通したことと、
後輩の時に不機嫌そうな表情をチェックする身であったりもして、
人一倍そういうことに敏感なのかもしれない。


人の振り見てわが振りなおせ、じゃないけれど、
ルームメイトMの、万年「への字口」を見て、
それじゃぁ、ホウジョウセンは下がるし(漢字ど忘れ)、
眉間のしわも深くなっちゃうよ〜と、
人の皺の心配をしてしまったりもする。


相方の家族は、みんな笑顔がすごくいい家族。
かくいう私も相方との出会いは、
「にっかにかの笑顔で、空港に登場」した姿であった。
(相方が参加した交換プログラムのメンバーを、上司と一緒に迎えに行った)
・・・こんなに笑顔のいい人もひさびさ、と思ったのが、
第一印象であった。


ということで、皆さん、口角をくぃっと上げるのは、
実はとっても大事ですよ、ということが言いたかったのだ。
同じ皺でも、笑って出来る皺の方が、
よっぽど幸せに見える。
ということで、私は、へらへらしてると言われようが、
より一層口角を上げるように意識しようと、
心に誓ったりするのであった。

ほら、かえるだって口角アップしてるし・・・。