こういう時に感じる、アメリカの良さ

子鴨ちゃん水浴び中


今日は仕事が終わった後、友達とベトナム屋に行き、
いつものホーギーを買い、
それを一緒に食べようと、モールの近くの池のある公園に行くことにした。
二人とも個々に運転していくので、
道順を考えていたのだが、
(私はアマちゃんドライバーなので、いっつもこれで時間がかかる)
今日は思い切って、いつもならば避けているダウンタウンの道を行ってみることにした。
避けてばかりじゃ道も覚えないし、
相変わらず私の行動範囲は、広がらないからだ。


地図でトリプルチェックくらいして、
曲がる道も書き出して・・・出発したのだが、
これが、思いのほか順調。
どきどきしながら走っていたけれど、
でも、バス通学時代に見慣れたダウンタウンは結構懐かしかったり、
はっと気づくと、今までは相方の助手席でしか見たことのなかった道に出て、
やっとダウンタウンと郊外とのつながりが見えてきたり、
と、おぼこい私は、発見の連続なのだ。


で、どうやらもう少しで目的地につくかな〜というところで、
信号で止まったので、地図で現在地と目的地の位置を確認していると、
車の窓を「コンコン」と叩く音が。
窓の外を見ると、バイクに乗った黒人のお兄ちゃんが、にこにこしている。
窓を開けると、
「今、地図見てたから・・・。どこまで行くの??」
(どうやら道に迷ったと思われたらしい)
公園の名前を告げると、
「ここから、信号で3つだよ!」とにこにこ教えてくれた。
お礼を言ったところで、信号が青になって発進したのだが、
その後も、私の車の後ろに着いていてくれて、
私が目的地の公園の入り口で曲がる時には、
親指を上げて「Good Job!]と言って、その人は行ってしまった。


見ず知らずの人に、こういう親切があったりするのもアメリカだ。
怖いって言う人もいるかもしれないし、
私がラッキーなだけなのかもしれないが、
ありがたいな〜と思う。
日本じゃ、こういう親切ってなかなかお目にかかれない気がする。


やっとその公園に辿り着いて、友達とてくてくと遊歩道を歩いていると、
ものすごい数の鴨がいる。
どうやら餌付けされているらしく、
物すごい至近距離まで寄って来る。
また、今コガモも一緒にいる時期らしく、
まだ毛がふわふわのコガモが、沢山いた。
今日は天気も良かったので、日の光があたるときらきらしている。
かわいい〜〜〜のである。
まるで、お風呂用の黄色いダックちゃんみたいな大きさで、
そんなのが、水からあがって、ぷるぷるるるるっっっなんてした日には、
思わず目じりが下がってしまう。


リスも沢山居て、自分の身体と同じくらいの大きな尻尾を
ふわんふわんさせながら、歩いている。


とにかく緑がたくさんあって、いたるところに動物がいる。
もちろん、これによって、動物の交通事故もたくさんあるのが、
とっても悲しいことでもあるのだけれど、
まさに、自然と共存、
田舎のよさだったりする。


アメリカっていいなぁって思うことの多い一日だった。