短時間睡眠体質

昔は、本当に2時過ぎに寝て、朝6時起き、という生活だった。
早番・遅番が交互に来るという、変則シフト生活のせいもあったし、
遅番→早番明けの日は、眠かったが、
それでも、結構平気で、ここぞとばかりに遊びに行ったり、
飲みに行ったりして、
家に帰るのも、午前様ということも平気だった。
遅番の日は、昼からの仕事だったので、
10時くらいまで寝ていても平気だったが、
何故か8時前には起きていたので、
元々、睡眠時間は短めでも平気な体質なんだと思う。


アメリカに来て、学校が忙しくなってから、超早起きを始めた。
最初は、朝のシャワータイムの確保が目的で、
バスの時間に間に合うようにと、
朝、ゆっくりコーヒーを飲みたかったので、
5時くらいに起きていた。
その頃は、学校から帰ってくる時間も、バスの都合で早かったし、
家に帰ってきてから、一人の時間もあったので、
多少寝不足でも、バスの中でうとうとするか、
家に帰ってきてから昼寝すればよかった。


車の免許を取って、クラスも忙しくなり、加えて同居人が増えた今、
誰にも邪魔されず、静かにひっそり過ごす一人の時間が激減して、
相方もウィークデイはほとんど居ない生活になり、
仕事も始めたら、家に帰ってくる時間も遅くなり、
帰ってきてのんびりする時間も減ってしまった。
それに、やはり30過ぎると、寝不足はお肌の大敵、
というのもあるが、体力的に、徹夜続きは持たない身体になってきた。
悲しいことに、それが現実である。


睡眠は必要、でも一人の時間も欲しい、勉強もしなくちゃいけない。
この三つを考え合わせた結果、
超早起きに到ったのである。


普段は、大体夜の11時前には寝ることにして、
朝3時過ぎに起きる(本当は2時に起きたいところ)。
当然誰も起きていない(Aイチは別である。一緒に起きてくれる)ので、
とっても静かである。


起きて最初の30分は頭があまり働かないので、
コーヒーを淹れて、ニュースをボォッとチェックする。
それから勉強を始めて、大体朝7時過ぎに止める。
それでも、勉強時間はたかだか3時間半である。
時には、集中できず、30分ごとに休憩するので、
賞味1時間半もやってない日もある。


足りないのは百も承知である。
その為、一応、家に帰ってからの数時間も当てることもあるのだけれど、
それでも、全然足りてないし・・・。


でも、それでも早起きするのは、
爆睡するのが怖いのと、寝てしまって
勉強時間がゼロになるのが怖いからだ(笑)
全くしないよりはマシということだ。


それなら普通の時間に頑張って起きてやればいいのに、
とも思うのだが、早起きは一度始めてしまうと、
早い時間に眠くなってくるので、
どうしても夜更かししづらい体質になる。
もっと困るのは、授業中ですら睡魔に襲われる危険もある。
これじゃ、一体何の為に早起きしているのか判らなくなる。


でも、眠いとうだうだ言いながらも、今となっては、
夜起きて頑張れないので、
一回寝ることになって、超早起きは続くのである・・。