予報は大当たり

天気予報の、先週末は雪、は見事に当たった。
今年初めての積雪は、一気に25cm以上になった。
土曜日から降り始め、日曜には外は真っ白な雪国風景に変わった。


幸い、日曜は雪も止んで、天気も良かったので
私と相方は、意を決して雪かきを始めたのだが、
何せ数年ぶりの雪かきである。
(去年、おととしは、雪かきは男性陣にお任せしていた)
頭にはキャップ、サウナ用パンツを履き、手袋にダウンを着て、
外に出た。
雪は幸い、まだ積もったばかりなので、氷にはなっていないものの、
結構重たい雪。
シャベルで切れ目を入れて、底から持ち上げると、
アイスクリームケーキのように、きれいに持ち上がる雪だ。
雪国生まれの私に言わせると、これは気温がまだ下がりきってない雪。
本当に寒い時の雪は、さらさらの粉雪である。
雪かきではなくて、雪払いみたいになるのである。


で、私は家の前の歩道を、相方は車の周りあたりから始めたのだが、
何せ、こんな大雪にも関わらず、持っているのは、
小さな雪かきシャベルである。
日本の雪国生活には欠かせない、スノーダンプは見たことが無い。
あれがあったら、この半分の時間で雪かきが終わるのに・・・
と思いつつ、お向かいさんの、電動除雪機をうらめしーく
眺める私。我が家にも是非一台欲しい。


この辺にも性格が現れるのか、私は歩道の幅一杯を、
道路と、歩道の端が見えるまできっちり雪をよけるのに対して、
相方は、シャベルの幅の分だけしかよけていない。
そして、私が汗をかきかき、舗道をきれいにしていると、
相方は、ちゃらちゃらっと、車の雪をはらっていたりする。
・・・・もしや、役割分担、間違えた??
と、思った頃には、もう後の祭りである。


一旦手を付けたら、しばらく止められないのが雪かき。
これが凍ると、後からの作業が大変になるので、
きっちり路面を出しておかないと大変なのだ。
おまけに、この作業は全身運動なので、
身体全体が痛くなる。
手にはマメが出来た。
何ともスポ根丸出しの雪かきになってしまった。


その後、心地よい疲れで昼寝に到ったのは言うまでも無い。


翌朝、道路も乾いているし安心と思いながら車に乗り込むと、
車がなかなか発進できない。
というのも、車周りを担当した相方の仕事は、
見事なまでに、車の周りをちょろちょろっとかいてくれた程度で、
肝心の、タイヤ周りをきれいにしてくれてはいなかったのだ。
結果、出発するのに、小さな雪山を乗り越えなくてはならず、
自宅前で、走り屋のようにエンジンを吹かすハメになった。
恥ずかしいったらありゃしないである。


そして筋肉痛は、徐々に背中全体を覆い、
今は、肩・背中がばんばんに張っていて、物凄く痛い。
左手のマメもじんじんする。
日ごろの運動不足も去ることながら、
雪かき、恐るべしである。