本格的に始動

長い週末が明け、今日から本格的に始動という感じの日。
朝イチのスピーチでは、
前回ビデオでお目にかかった先生に、初めて直にお会いした。
ひげのおじさんで、低めの声で淡々と話す。


そして、恐怖の自己紹介。
スピーチのクラスなので、普通のクラスなら、
自分の席で、立ち上がって、ちょろっと話す程度なのだが、
先生は、ちゃんとシラバスの最後のページにお題を書いておいてくれ、
それに沿って、前に出て話す。


緊張しいの私は、もう心臓バクバク物であった。
最初の点呼で、大体自分の番が真ん中くらいであることを悟った私は、
一人が終わる度に、びくびくしていた。
自分の番が来て、とりあえず一通りしゃべり、
私が、クラスで唯一の留学生ということもあり、
結構、興味を持って聞いてもらえたようである。
(よく考えれば、これはある意味大きなメリットでもある)


ただ、私が、「英語は私の第二言語なので、実はとっても緊張しています。でも、皆さんにきちんと聞いてもらえるように、頑張ります。」
と話したが為に、
私の大分後に話したスリランカ人のおじさんが、
「英語は私の第二言語ですが、それは言い訳にしません。」
と言った時、
「むむっ、もしかして、私の話したのは言い訳くさかったか??」
とも思ったが、もう言ってしまったことなので、しょうがない。
言ったことは戻せないし。


今回は自己紹介なので、先生からのコメントも無く、
比較的リラックスした雰囲気に見えたが、
当の私はというと、極度の緊張でぐったりだった(笑)


その後、仕事があるので、ラーニングセンターに行くと、
久々のtutor仲間の面々に会い、色々近況なんぞを話していた。
今日は5時間の予定だったので、
途中、ちょっと暇になったりもしたものの、
後半は、前セメもすごく熱心に勉強していた生徒を担当した。


実はこの生徒さんは、私がブログを始めた当初、
私の教え方では納得できず、「やっぱり他の人に聞くわ。」と言って、
去った人だったのだが、
前セメの最後、ファイナル前にもう一度教えるチャンスが出来、
お手伝いしたところ、とても満足してもらえた、という人なのだ。
いわば、私のtutorの仕事の初めての挫折であり、
そして、それを無事取り返すことが出来た、
という生徒さんなのだ。
無事、前セメのクラスはパスをして、
今期、もう一つ上のクラスに入り、またこうして熱心に勉強しているのである。


今日も、約3時間、ほぼ付きっ切りで教えたが、
今回はするするっと、納得してもらえ、終わることが出来た。
・・・あぁ、良かった。
でも、こういう緊張感というのは大事なのだ。
私は、どんなに頑張っても、やはりどこかに言葉のバリアがある。
なので、納得してもらうには、それなりの工夫が必要。
私の場合は、とにかくホワイトボードを使っての、
「目に訴える教授法」というのが、一番合っている。
数直線を書いたり、グラフを書いたり、
式の展開を、とにかく目に見える形で説明するのが、一番手っ取り早い。
ボードが使えない場合は、紙の上で、とにかく書いて教える。
もちろん、口でも説明するのだが、
説明しながら、書く、そして、目の前にある状態から、
次の段階を予想してもらう。
そういう作業が、大事なんだなぁと、しみじみ。


家に帰ってきたら、何だか猛烈に眠い。
だめだ・・・これから、まだ明日の宿題の仕上げが残っているのだ。
寝るわけにはいかないと、コーヒーを飲んで、
眠気覚ましにこれを書いているのだが、
てーんで、効いてない。
今、夕方の6時50分・・・寝るべきか、否か。
悩むところなのだが・・・。
頭もちょっと痛いので、やっぱりちょっと仮眠してから、
始めようと思う。