至福の早帰り

ベトナミーズホーギー


今日はSpeechのクラスの初日だったのだが、
何と教授は、中東にお出かけ中で今日に間に合わないということで、
さすがというか、何というか、
教授の今日のシラバスやクラスの進行についての説明は、
ビデオで行われた。
アシスタントのおじさんが、シラバスを渡し、
後は先生のビデオを30分見て解散だった。


何故、さすがなのかというと、このクラス、
毎回のプレゼンテーションをビデオに録画して、
そのビデオを見ながらお互い批評するという、
私にとっては針のむしろのようなクラスなのだ。
それを教える先生はもちろん、
余裕を持って、身振り手振りをつけながら
ビデオの中で話していた。


皆は「結構簡単」と言ってくれるが、緊張しいの私にとっては、
手に汗を握り、プレゼンの後は燃え尽きジョーの状態だというのに、
それを更に、ビデオで見るだなんて〜〜〜。
怖い、怖すぎる。


でも、来週は月曜が祝日でお休みなので、
この先生には火曜日、初めてお会いすることになる。
どっきどきである。
あぁ〜〜〜とシラバスを眺めながら、呻き、
でも30分で開放されたので、学校を出たのは
まだ10時過ぎだった。
今日は仕事も無いので、昨日考えていた通り、
ベトナム屋に行き、ホーギーを買い、
その他、大根やもやし、油揚げ、ゴーヤ、納豆、にら、そして今回その店で初めて見つけたしらす干しなどを買い込み、
意気揚々として帰ってきた。
小豆とココナッツミルクのデザート付きである。


11時半には家に着き、のびのびとして、
ホーギーを食べ、コーヒーを飲み、あぁ至福の時、と
思って、ベッドルームでうだうだしていると、
1時前だと言うのに、誰かが帰ってきた音が!
ルームメイトの彼女である。
ま、しょうがないな〜こういうこともあるよね〜と、
私は大して気にしてなかったのだが、
彼女は随分ご機嫌が悪いらしく、
「あんた、何でいるわけ?」とでも言いたげである。
ルームメイトは後から
「学校、もう始まったの?」と、
判りきった質問までしてくる始末。
もう3回は話してるんですけどね・・・・。
学校が水曜から始まってるってこと。


しょうがないでしょう。ここ、私の家でもあるんだし・・・。
あなたの思う通りに、何でもかんでもなるわけじゃないわけだし。
と、心の中で思ったものの、
正直、いちいちそういうリアクションがめんどくさいなぁというのが、
本音である。
私が毎日何時に帰ってくるか、スケジュールを冷蔵庫にでも張ってあげれば、
その時間まで二人の時間♪と、うきうきするんだろうか・・。
めんどくさいなぁ・・・・・・。
まぁこんなシチュエーションも、来週からは仕事をするし、
夕方のクラスも始まるので、もうしばらく無いんだろうけれど。


ま、それでもである。
私は部屋に篭って本を読み、夕方にはご飯を炊いて、
美味しく頂き、まぁそれなりにちょっとのんびり過ごしたわけである。
明日の朝イチの授業の後、初仕事がある。
セメスターの始まりじゃ、質問に来る生徒もそうそう居ないとは思うのだが、
何事も最初が肝心ということで・・・。