クリスマスの朝

今年は、一人朝10時出発という予定があったため、
朝8時集合であった。前夜、12時近くまでゲームに昂じていたので、
やや寝不足で、両親宅に集合。

ここですごいサプライズが。
妹が彼氏と一緒に登場すると、
その手には、きらきらのダイヤモンドの指輪が輝いている。
「彼から今朝貰いました。」
「きゃ〜〜〜。」である。
そう、彼女はクリスマスの朝、彼からプロポーズされたのだ。
晴れて婚約カップルとして、登場したのである。
彼女はとっても幸せそうだったし、
彼も誇らしげである。


一緒にママの作った朝食を食べ、
ツリーの下で、恒例のプレゼント開けである。
今年は人数が多く、暖炉の周りに集まり、
お互いに大量のプレゼントを開けまくるので、
ものすごいことになった。
私は、相方からはコーヒーメーカー
(欲しいと言っていた、濃さ調整の付いてる物。相方のご両親とおそろいになった。)
に香水に、チョコレートを貰った。
ママからは、メキシコで買ったというシルバーのバングルや洋服、
皆それぞ柄違いのフリース地の手作りコンフォーターを、
パパからも、服3点セット(パーカーとイージーパンツとキャミのセット☆)
そして、弟からもかわいいキャンドル。妹からはアイメイクセット。
毎年のことながら盛りだくさんである。
ちなみに私は相方にはあったかいバックスキンのコート。
(しかし、これが予外に着るとボアの毛がたくさん付いてしまい、
白いシャツを着ていた相方は、試しに着た後、きれいにするのが大変だった・・。
ショック)
その後、これまた恒例のソックスの儀式。
(所謂暖炉の側にかけてある、クラシックなハンギングソックスにもプレゼントがあるのだ。私の靴下も渡米以来ちゃんと用意されてある)
これには、日用品とスクラッチのロッタリーチケットが入っていて、
大抵、ボディーシャンプーやら、歯磨き粉が入っている。
これも密かにありがたい(笑)
でもそういえば、今年はペッツ
(って知ってる?昔なつかしのキャラクターのホルダー付きのお菓子)
が無かったなぁ・・・。


そこで、ひとまずプレゼントの儀式は終了である。


その後、パパの実家に行くのだが、それまでの時間、
私はママとお喋りしたり、パパと話をしたりした。
話題はもっぱら、妹の婚約である。
家族で初めてのこと。しかも末っ子の一番可愛がっている子のことで、
超過保護と称されたパパのリアクションが気になった。
何でもプロポーズの前に、彼が一人で挨拶に来たそうなのだ。
電話で「家にお邪魔したい」と言われた時、「あぁ来たな」と思ったそうなのだが、
残りの1%で、「お金を借りたい」なんて話だったらどんなに楽か、
と思ったそうである(笑)
で、家を訪れた彼は、とうとうと、
彼がどんなに彼女を大事に思い、必要で、愛しているのかを語り、
それを聞いていたママはちょっと涙が出そうだったそうなのだが、
「・・・で、お嬢さんと婚約したいと思っています。」
で、口上が閉まった時、
お父さんは、しばらく言葉が出なかったらしい。
花嫁の父の心境を味わったパパは、
何度もその話をしていた。
ママは、「やった〜!」と叫びたい気持ちだったそうである。


ということで、来年は今度はこちらで妹の結婚式になる。
おめでたいのはいいことだ、ということで。
何はともあれ、皆がハッピーなクリスマスだった。