遂に、私もおばちゃんになった

うちの弟のお嫁さんのCちゃんが、遂に無事女の子を出産!
本人達の希望で、赤ちゃんの性別は、お楽しみに取っておいただけに、
「どっちなんだろう。」
とモールに行く度、子供服のお店の前で
「小包おばちゃん」予備軍の私は、
かわいい小さい子供服を見ては、にんまりしていたのだが、
遂に私は初姪が誕生して、おばちゃんになった。


予定日が過ぎても、出産の兆候が無いと聞いていたので、
いつなんだろうなぁと思いつつ、実家に電話を掛けると留守電。
妹に電話してみたら、
「つい30分前に生まれたって!!」と聞いて、
うわ〜〜〜〜と、二人の新おばちゃんは、電話で盛り上がりました。
「ねぇねぇ、やっぱりさ〜。女の子の方がおしゃれのさせがいがあるっていうか〜。」
今から既に意気込む二人。


金曜日に入院してから、まる2日以上頑張ったCちゃん。
聞くと、帝王切開にするかという話も出ていたらしいが、
最後まで自然分娩で頑張ったとのこと。
偉いな〜の一言。そして本当によく頑張った!
弟も、ちゃんと出産直前まで立ち会えた。
きっと、頑張るCちゃんを目の当たりにして、
しばらく頭が上がらないだろう(笑)


その後母からも国際電話があり、
「生まれたのよ〜〜〜〜〜。」
以前は、「私おばあちゃんになりたくない。」などと言っていたのに、
Cちゃんの妊娠を期に、
徐々に「じじ・ばば」マインドを見に付けていったらしい両親は、
絶対にアマアマ祖父母になること確実の勢いである。
「あのね〜。退院する時のベビードレスをプレゼントしようと思ってるの。白くてレースがいっぱいついたのがいいなぁ。」
と母は言う。
初孫が女の子なだけに、今から楽しみ満載である。
私からも、「思いっきり可愛くてきれいなのにしてあげてね〜。」
と頼んでおいた。
私も、今からモールに走りたいくらいの勢いだ。


自分と血の繋がった新しい命の誕生。
何とも感慨深いものがある。
弟はこれから自分自身だけでなく、その子の父親としての人生が始まる。
今は色々せちがない世の中だけれど、
わが弟ながら、私は彼がきっといい父親になるという確信がある。
そして、その弟が選んだお嫁さんはこれまたとても聡明な女性である。
二人がこれから歩む人生は、きっと大変なこともあるかと思うのだが、
きっと弟の持つ良い意味での「正しさ」と、彼女の「聡明さ」で、
乗り切ることが出来ると、私は思う。
新しい家族の誕生で、私の家族はまた違った形での繋がりが出来るだろう。
そのぎゅっと握り締められた小さな手の中にたくさんの希望を持って生まれた
この小さな命が、健やかに育つことを願うばかりだ。
きっと神代の昔から、子供の誕生を清らかで尊い物と語られているのは、
皆、今私が感じているような気持ちを味わっていたからなのかもしれない。


そして、私は「正しいおばちゃん」になるべく、
今から、めろめろあまあまを実践していく予定である。

何はともあれ、嬉しいニュースだった。