凝り性でこりない女
私は結構ハマるととことん、というタイプ。
食べ物にしてもしかり、気に入ると、何日かに一回は、
それを食べたくなるような、そういうタイプ。
ちなみに、カレーやら豚汁を大鍋一つ作ったら、
それがなくなるまで、数日食べ続けることも可能(笑)
紅茶にハマった頃は、毎日のように紅茶を飲み、
紅茶の淹れ方にもこだわり、茶葉を見に、色んなところに出かけ、
珍しい茶葉を手に入れては、うほうほになり、
暇さえあれば、本を読み漁る。
そんな私には、「収集癖」もあり、にわかコレクターと化す。
で、ミルクティーにはこれ、ストレートで飲むならこれ。
朝はこれ、夜はこれ、と、とにかくこだわりまくるのである。
で、最近ハマっていること、それは、
「ノート取り」である(笑)
元々、ノートを取るのは好きだ。
決して字はきれいじゃない。がしかし、
最近は、色ペンを駆使して、いかに授業が思い出せるかという、
ノート作りに懸命である。
別にカラフルにかわいく、などという意図はない。
要は、後で教科書をひっくり返して勉強するのが嫌なので、
授業中にやったことを、すべてそこから取り出せるノートが作りたかったのだ。
教科書を再読するのが大変ということも理由の一つだ。
何もかもがやたらと時間を要するので、
どうにかどこかで楽をしたい、という、
思えばぐうたらから派生した考えなのだ。
特に数学は、先生がこれまた板書にこだわるタイプの先生なので、
この先生のノートをしっかり取っておけば、絶対Bは確実なのだ。
しかも、今やってる微積分は、グラフ満載である。
元々グラフを書くのが好きな私は、燃えている。
めらめらである。
先生が書いてないことでも、必要であれば、書き込むし、
要は、自分が後から見ることを想定してのノートなので、
何をするにも、単に自己満足、自分のためなのだが、
これが効果があるのだ。
今やっているのは、ルーズリーフの片側だけにノートを取り、
(見開きにすると、右側だけ)
左側は、復習や宿題の練習問題を解くのに使っている。
授業でやった部分に左側が反映される形にしている。
で、宿題その他は、書いたり消したりするので、すべてシャーペンで書く。
授業中の問題を問いたりする部分もやはりシャーペンである。
すると、先生が板書した部分だけは、ペン書きということになり、
ひと目でわかる。
セメスターの始まった頃は、なかなか統一できないのだが、
段々、「公式の色」「用語の色」「グラフの色」が決まってくる。
すると、格段にノートの見返しの時の能率が違うのだ。
今、一番大変と思われるAccountingのノートも、この方法で、
今のところ乗り切っている。
確かに、先生がばばばばっと勢い良く書いていくタイプだと、
ペンの色を変えたり、定規で線をひっぱったりしていると、
確かに遅れがちなのだが、慣れも手伝って、最近は書き漏れも少なくなった。
そして、テスト勉強も、全部このノートを見直すことから入るのである。
書いて覚えるタイプというのも功を奏している。
そして、このノートのおかげで、tutorの仕事の時も、
自分のノートを見ながら、時には見せながら教えることもある。
中には、ノートなんて要点さえあれば、きれいに書く必要が無い、
という論もあるけれど、私の経験から言うと、
要点の解るノートというのは、やはり、整理されているべきである。
私が今、色ペンにこだわる理由は、よりビジュアルに訴えるからである。
後から見直した時に、見過ごさないという利点がある。
赤ペン一本ではちょっと足りない。
ということで、今私が愛用しているのは、
赤・青・緑・茶色・ピンク・黒である。
ちなみに、青と赤は、太さも変えている。
そんなこと宣言せずともやっている人は、
五万と居るとおもうのだけど。
ということで、最近のハマり物は、ノート取り。
・・・本当に自己満足。
でも、勉強に明け暮れる毎日で、
このくらいこだわってみてもいいんじゃない?
と、一人納得しているこの頃。