そろそろ冬時間

日本でも導入が検討されていたらしい、夏時間・冬時間、
アメリカでは毎年2回、一部の州を除くほぼ国全体で、
時計の時間を直す日がある。
Day Light Saving と呼ばれるこの取り組みは、
夏場、日の長い期間、時計を一時間戻すことで、
より長い日照時間を行動時間にして、仕事などの効率性が上げよう、
というコンセプトの下で行われている。
実際、夏時間への移行は、たった一時間時計を進めるだけなのに、
その後1週間くらい、変な時差ぼけになる。
何せ、身体は朝6時に起きたつもりでも、朝7時起きになるわけで、
ただでさえ、日本より日の長いアメリカ東部。
おかげで、夜9時くらいの日没なんてことが夏場は起きる。
夕方7時くらいなんて、まだかんかんに明るいのだ。


逆に時計を戻す日が10月末にやってくる。
こうなると一時間進めるわけなので、日の入りが遅くなって来て、
朝6時起きしたつもりでも、実はまだ5時なんてことになる。
小さな時差ぼけをまた経験するのである。

今年もこの時計を進める日が近づいている。
「日が長くなってきましたね」という時節の挨拶は、
アメリカ人にとっては、時計を無理やり動かすので、
あんまり意味が無いという気がする。


時計を進めること、それは冬が近いことを意味するので、
私は家中の時計を合わせるたびに、
「あぁ、寒くなってきたなぁ」と思うのである。
寒いのは・・・やっぱり嫌だ。
今年も、寒さ対策に明け暮れることになりそうだ。

(すみません、頭が混乱していて、冬時間と夏時間の説明が逆になってました。
まだ慣れてない証拠?)修正しました。