一応秋休みなんだけど

私は仕事だった。なので学校に行ったわけだが、
駐車場はがらがら。最初の一時間半は、一人も生徒は来ず、
静寂の中、黙々と自分のテスト勉強をしていた。


そこへ一人の常連の生徒さんが、数学のtutorを求めてやってきた。
やっと仕事が舞い込んだというわけだ。
そこからは、その生徒さんと一対一で、問題に取り組んでいった。
そこへ、今日はオフのはずのベテランtutorが登場した。
(この前、聞き耳を立てて、すっ飛んできた彼女である。)
一瞬、こえー、こえーよぉ、という心の叫びが聞こえたが、
一応「hi」と挨拶して、引き続き、その生徒さんとやり取りをしていた。
すると、彼女は、どっかと、私の教えているテーブルに座り込み、
じーーーーーっと、私が教えるのを見ているのである。


暇なんだろうか?なんなんだ?と思ったら、
どうも、彼氏(化学系のtutor。この前一緒にダッシュしてきた彼である)
を待っているらしい。(っていうか、この二人、別れたって聞いたんだけど、まぁ、人の事は関係無いのでそれはいいとして)


嫌だな〜と思いつつ、仕事は仕事なので、
その厳しい監視の下、私は教え続けた。
幸い、その生徒さんは、私の教え方で理解してくれたので、
そのベテランからの突っ込みも無く、仕事はやり終えたのだが、
怖いのなんのって・・・。


この二人、よく私が何かを言おうものなら、
先走って横から口を出すのである。
こえ〜こえーよぉ、と私はそのたび思う。
しかも、他のベテランさん達は、全然違うので、
多分、この二人だけが、こういう人達なんだろう、と
最近は、なるだけ距離を置いて付き合いたいと思うこの頃。

あぁ、それにしても怖いったら、もう。