そんな日もある・・・と思いたい


今日は厄日だった。
朝から、相方と険悪になり、
学校に行くと、宿題だと思っていなかったAccountingの問題が、
実はクラスのほとんどがやってきていて(いわゆる提出じゃないだけ)
当てられて、しばらく固まってしまった。


そして、図書館でちょっと話しかけられたことのある韓国人の男の子が、
ラーニングセンターに来ていて、
いきなり、他のtutorの前で、
「あの、今度ここに来て、日本語教わってもいい?」と言われ、
「へ??あの、私ここじゃ日本語教えること出来ないんですよ。
私は数学のtutorなんで〜」
と答えているところを、白い目で見られたこと。
(後から聞くと、彼は本当に純粋に日本語を習いたいそうなのだが、
英語のtutorは、どうやら新手のナンパだと思ったらしい。
すごーく厳しく、「ちゃんと出来ないと言った方がいいわよ。」
とちょっとキレ気味だった。)


そして、極め付けが、私は前にも書いたがいわば「新人tutor」なので、
他のばりばりのベテランさんに比べて、問題の取り掛かり方が、
「どれどれ〜」と問題を見てから、ぴたっと止まることが多い。
いわゆる、「この問題は〜」と考える時間があるのだ。
他のtutorは、ぱっと見て、「はい、これは〜」とすぐ説明を始める。
私は、一緒に進めて行って、解き方を一緒にやりながら説明するので、
どうやら、非常に自信なさげらしいのだ。
ベテランさんから、今日は生徒を二人引き継いで仕事に入ったのだが、
そのベテランさんと、その彼氏(彼も理系のマルチtutor)が、
ずーーーっと、じーーーーっと私の仕事振りを遠くから見ていた。
手に汗が・・・出そうなくらい、緊張していた。


私の教えるテーブルの横に、明日テストのある、微積のクラスメートが勉強をしていて、
ちょっとした間に、世間話がてら、
「勉強、ちょっとどんな感じ?」と話していた。
「ちょっと、ここの問題さ〜。どうやるんだっけ?」(クラスメートのノリ)
「あぁ、それ、私はちょっとずるをして電卓でグラフを出してみたりする。」(私もクラスメートのノリ)で、ノートをぺらぺらとめくって、確認していた。
と、要は、tutorとしての返答ではなく、クラスメートの会話をしていたわけだ。
すると、物凄い勢いで、二人がダッシュしてきて、
「これは〜、こうやって〜こうやって〜。」と説明を始めた。
私はここで気がついた。
彼らは、耳をダンボにして聞いていたのである。
私が、いい加減なことをしていないかと。
こわーーーーーーい。怖いよ。
いや、確かに私は数学が大得意ではない。
彼女たちのように、ぱっと見てぱっと答えるまでに到達しない、
あまちゃんtutorだ。
いやぁ、やっぱり私が働くべきじゃないのかな、とすら思う。


その後も、ベテランさんはクラスに行ったが、彼氏は残って、
ずっと聞き耳を立てていた。
怖いよ〜、怖いよ〜と思いつつ、
やっと時間が来た。
一応、持ち込まれた質問には答えたつもりだ。


それでも、帰る時の気分は重かった。
色んなことが頭を巡って、テストコーディネーターのインド人の親子の
話しかけに、非常に変な受け答えをしてしまう始末だ。


で、友達に電話して話を聞いてもらった。
ちょっと、今の私は凹み過ぎていた。
電話をかけた時は、泣きそうだったが、切る頃には随分慰めてもらって、
落ち着いていた。


あぁ、明日のテスト、大丈夫なんだろうか。
もう12時過ぎ。
ちょっと寝て、早起きして、最後の追い込みをして、
学校に行ったら、休みだ!
休みになったら、なったでやることはたくさんあるし、
相方も帰って来るし、
タンスを空にしなくちゃいけないし。
何か衣装ケースを買いに行かなくては・・・。
と考えると気がまた重いのだが。
凹み過ぎる前に寝ることにする。