歩きすぎで靴擦れ

普段歩いていないせいもあり、この旅行中は、しょっちゅう色んなところを歩いたので、
相方と二人、
「すごいね〜。私たちたくさん歩いたね〜。」と言っていた。
ビーチにいる時は、歩きやすいように、Tevaのスポーツサンダルを履いていた。
一応、夜のお出かけ用にと思って、その他に二足、持って行ったのだが、
Cape Mayでは用無しだった。
しかし、ここに来て、街歩きだし〜と、
Nine Westのぺたんこのサンダル(足の甲に太目のベルト一本渡っている、まさしくサンダル)で、出かけた。
色気を出すべきじゃなかった、と気づいたのは、歩き始めて約一時間後。
チャイナタウンまでぐるっと周りつつ歩いている頃、
その時は訪れた。
右足の親指の付け根の脇がひりひりし始めた。
「むむ・・・これは・・・。」と思ったが、
相方に「これだから〜。もうひ弱なんだから〜。」といわれるのが嫌で、
意地でも痛いと言うものかと、歩いていた。
が、それも長くは続かず、気がつくと、皮がむけ、ひりひりが増してきた。
「ごめん、そこでバンドエイド買ってくるわ。」と言った時点でギブアップ。
「車にバンドエイドあるから。ホテル、もうすぐそこだから。」
と相方は言って、結局ホテルに戻り、荷物を受け取り車に乗った。


私の足の形がおかしいのか、本当に私は靴に関しては苦労している。
むくみやすい体質というのもあり、足の皮が薄いというのもあるのかもしれないが、
外を歩いていても、すぐに足が痛くなったり靴擦れを起こしたりというのが多い。
それでも意地になってヒールを履いていた時期もあるのだが、
今などは、ほとんどピンヒールとは無縁の状態だと言うのに、
それでも、たかだかぺたんこのサンダルですら、足を痛めてしまう。


ビーチサンダル系の鼻緒のついたサンダルも、指の股がすぐに痛くなるので、
なかなか履けない。非常にやっかいな足なのだ。
スニーカーならなんとか大丈夫だが、素足にスニーカーは履けない。
ヒールも好きなのに、長いことは履けないので、パーティでも、
「うぅ、足が痛いよう〜・・・。」と、いすを探すこともしばしばある。


こんな私がホテルで8時間も立っていた頃は、靴選びは慎重だったし、
いかに心地よく仕事出来るかというのが、重要だった。
それでも革靴で始終歩き回っていると、足の裏がたこだらけだった。


いつも、他の人はなんであんな華奢なミュールとかで、
何時間も歩き回ってたりするんだろう、
私のこらえ性が無いだけなのか、合わない靴ばかり履いているだけなのか。


靴擦れのため、スリッパを履くのにもひーこら言っている私。
せっかく日本に帰るのに、これじゃ、ドレス着ても、やっぱり
足が痛いと泣く羽目になるのか・・・と思うと、
あの時、色気を出さずに、機能性重視で、Tevaを履いていればよかったと、
激しく後悔している。