フィリーで日本食


フィラデルフィアの夜は、相方の希望で、日本料理屋に行った。
久しぶりに、日本食らしい日本食を外食した。
お寿司も美味しかったし、てんぷらもこの上なく日本で食べる味だった。
ただ、「ねぎま」巻きというメニューを相方が選んだのだが、
焼き鳥の下に書いてあったので、てっきり、焼き鳥のねぎまが出てくると
思いきや、薄切り牛肉で長ネギを焼いた物に、焼き鳥のたれがかかっている、
という不思議な物が出てきた。
これはこれで美味しかったし、相方も喜んで食べていたが、
うーん、ねぎまとは・・・そう来たか?という、或る意味意表をつかれたメニューだった。
美味しい和食をたらふく食べた。
と言っても、私達は二人ともあまり沢山は食べられないので、
二人で全部シェアした。
相方にとってはそれが「日本流」らしい。
或る意味正しい居酒屋スタイル。
(余談だが、こちらの人は、大抵自分の頼んだものは自分が食べる。「これ美味しいよ!ちょっと食べてみて!」ということはあっても、最初からシェアするために一皿注文することは、ほとんど無い。みんな一人一皿頼んで、多ければ残す。)
お腹がいっぱいで、デザートまで行けなかったのが残念ではあるけれど、
また、日本食に恋しくなったら、今度はしゃぶしゃぶを食べに来ようね、
と言って、店を出た。
その後、今度は相方の行きたかったバーに行き、そこでビールをまた飲み、
ものすごいお腹ぱんぱんになって、ホテルに戻った。
そして、あのスーパー理想の羽根布団で、ゆっくりと寝ることが出来た。
至福の時だった。