こういうところもアメリカン?

あまり職場のことを書かないようにはしてるんですが、今日ちょっと驚きの出来事があったので差しさわりが無い程度に書こうかなと思います。


実は猛烈に忙しかった9〜10月辺り、自分の通常の仕事の他に色んな臨時のプロジェクトが立て続けに入り、
てんやわんやの状態が続いていたのですが、普通に残業を余儀なくされる通常業務量が既に尋常じゃなかった為、そちらをこなすのに、
一時、臨時のプロジェクトはとりあえずサポートとしてお手伝いするに留め、
とりあえずレギュラーをこなさないと本末転倒状態になりそうな状況が続きました。
無事数名新しい社員が入り、私の通常業務の軽減を計らって貰いました。
で、ここ最近はやっとその引継ぎが終わり、前に関わっていた臨時のプロジェクトに別な形態で戻り、
そのプロジェクトを次の段階に進めることと、本来私が雇ってもらった日本の顧客向けのプロジェクトにしばらく専念するようにとのお達しが出ました。


9月に関わっていたプロジェクトは担当者が別に居て、前回はそのサポートをしていたのですが、
今回は、その業務の最終チェックをして次の業務にまわす作業になってみて愕然。
全然業務が回らない・・・というのも、その担当者、結構いい加減にそのプロジェクトを今までやっていたらしいのですが、
ここに来て、その仕事を全部レビューされるという段になったらボロが沢山出てきてしまったんです。
一応最初は関わっていた建前上、次に進める為にフォローはしてみたものの、
何だか回らない。ボロばっかりが続出。


おかしいな〜なんでだろうと思いつつ、私も修正案を出したりしても全然作業が進まない・・・。


段々、オフィスでも「一体どうなってるんだっ!」という雰囲気が漂い、
でも、間違いがあったりいい加減にされている所が出てくると、こちらはそのままにしておくわけにもいかず、
こちらで代替安や修正案を出しても、今度は担当者が意地になって見当はずれなやり取りが続く・・・。
という悪循環がっ。


そんな時、このプロジェクトを総合でサポートするマネージャーの一人が、
「も〜無理。なんでこんなに変なことになってるのっ!」
とブチ切れ、社長の元に直行。
数十分後、「ってことで、彼(担当者)はここから外れて貰うことになりました。」
と、私のオフィスにやってました。


「つきましては、これからは彼のパートをyorkyがカバーしてもらわなくちゃいけないけど、よろしくね♪」


はやっ、早いよ〜行動が。
しかも、その後釜、アタシかよ〜っ。


一瞬、頭の中でぐーるぐると色んな思いが駆け巡りました。
何せ、そのへっぽこ担当者の今までのいい加減な仕事っぷりを、私が修正しなくちゃならず
(おまけにそれは日本語のプロジェクトの為、私しかやる人間はいない)
今までは、とりあえずその彼がやったミスは全部彼が直す責任があった(ので回らなかったんだけど)のに、
それ、アタシがやるのか〜(か〜、か〜、か〜・・・と心のこだま)


おまけに、それは私が頑張るだけじゃなく、彼が雇ったアルバイトの皆さんの管理もしなくちゃいけなくなり、
少し軽減されたかのように見えた私の仕事量は、あっという間に前の倍くらいになったように見えます。
うぅっ。


ほんとに出来るのか、アタシ。
人間の限界に挑戦せねばならんのか、アタシ。


いい加減な人と仕事して時間を無駄にすることもストレスフルだったけれど、
今度はいきなり結構大変な責任がのしかかってきたように思え、
だけど、先日、キュービクルからオフィスに移ったんですが、その時の
「yorky、時にはステップアップしなくちゃいけないのよ。」
というボスのお言葉、
「絶対に出来ないなんて顔はビジネスではするな。強気が大事」
という相方のお言葉が、頭の中でぐーるぐる回ります。



ということで、またまた忙しい日々になりそうです。
でもね、本当にこんな不景気なご時勢、忙しいだけ有難いと思わなくちゃいけないし、
それと同時に、これでしくじったら、クビは危ないという危機感と共に、
アメリカ流の、「自分をおっきく見せてなんぼ。」という、自分で大きなプレッシャーをかけて、それを乗り越えるという、
年俸制について考えたときに気がついた
精神的スポ根のビジネス魂について、また改めて学んだ次第です(汗)


それにしても、私、実は日本で仕事している頃から
自分が属している場所とはちょっと違うところからお声が掛かり、何だかやたらと忙しくなるという展開が、
何だかよくあるんですよね・・・・。
便利屋系?それとも都合よく遣われるタイプなのか??


今回の件も、私の直属の上司というのは、一体私の身に何が起きてるのかあんまりよく判ってないけれど、
とりあえず忙しそうだし、上の方から何とかしろって言われるから〜ってなスタンスなので、
あんまり相談にも乗って貰えないのです(汗)


でも、まぁ何とかクビにならないように、(体力が続く限り)頑張らないとな〜と思います。