アメリカの銃規制について考える

数時間、その部屋のお掃除に費やし、
前テナントの置いていったがらくた整理をしたのですが、
何と、その中にプラスティック衣装ケースにぎゅうぎゅう詰めの靴下と、
その合間に・・・なんと「拳銃の弾丸」が20個くらい出てきました。
最初、私はおもちゃだろうと思っていたのですが、
相方に見せたら、「・・・・・これ本物だよ」と言われて、
飛びのきました。
銃社会アメリカですから、そういうことがあってもおかしくないとはいえ、
「えぇ〜〜〜〜っ」
拳銃は出てこなかったんですが、銃刀法違反なんじゃないのか?
どうするの?こういう場合?と頭の中でパニクる私。
結局、相方は友人の警官に電話して、それを引き取ってもらうことにしたようです。


そのテナントは今は転居先は不明なのですが、
トラックドライバーだったそうで、
「多分、護身の為の銃を持っていたんだろう」とのことです。


アメリカの銃問題というのは、本当に「卵と鶏」の関係なので、
「治安が悪いので銃を持たないと暮らしていけない人が居る」
「銃が気軽に手に入る為に、銃犯罪も後を絶たない」
「もっと自衛の為に銃の必要性を感じる人が増える」
・・・・・。


私のようにのほほんと暮らしている人間は、銃など見ずに過ごしていますが、
もしも自分が一度でも「ガンポイント」(銃を突きつけられ、脅される)された事があったらどうなるでしょう。
銃を憎むと同時に、自分をなんとしても守らなければという気持ちも出てくると思います。
私は銃社会には反対で、徹底的に排除して欲しいと思う一方、
それにより闇での取引が増えて、
非合法の銃が横行する事を思うと、とても複雑な気持ちです。


この問題は、私ごときの何も知らない人間が語れる問題では無いのですが、
田舎住まいの私が体験した小さな出来事として書いてみました。


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