日本の学生はすごいな〜・・・と改めて実感

数学のtutorをしていたので、数学脳がなまるといざ仕事に復帰した時、
困るだろうな〜と思い、日本から持ってきた数I,数IIの参考書を、
たまに開いてやってみたりしますが、日本の数学は遥かに高度なのと、
日本に居た頃は数学が大嫌いだった為、
英語で理解した数学を日本語で読むと非常に難解だったり。
(この部分だけは、何故か英語と日本語が逆転しています。)
・・・いや〜、日本の高校生は本当にすごいわ・・・というか、
私が本当に高校の時にこれを勉強したのか?という疑問すら
湧き上がってきます。
言うなれば、この数I、数IIレベルで、既にアメリカの大学での数学専攻の人達が
やってるようなことやってますもの。
(たまに、職場でこの参考書を解いてると、数学の助教授の友達くらいですもの、
私がやってる問題見て、「ふーん」と納得する人。)


アメリカの高校のシステムは詳しく知りませんが、
コミカレや大学の数学のシステムは、
1.「代数学(Algebra)」
2.「微分積分(Calculus)」
3.「確率・統計学(Statistics)」
4.「三角関数 (Trigonometry)」
5.「線形代数学(Linear Algebra)」
6.「離散数学(Discrete Math)」
7. [行列(Matrices)」
・・・・・などというように、細かく分かれています。
(本当は、多分もっとある)

私は、選択科目も含めて、1〜4まで(2の微積は2次元のみ。立体、三角関数には触れず)
取りました。
ビジネスに必要なのは、ちなみに1〜3までです。
1の最後の方で、行列にもちらっと触れますが、
何せ関数電卓を大いに活用しますので、ほとんど自分で計算したことは無いです。


ちなみに、日本の高校の数学では、上記の項目のほとんどを網羅して、
しかも応用についても、かなり深い部分までやります。
私にしてみれば本当に日本の学生って優秀なのね、
と改めて思ってしまいます・・・。


そして、この参考書(なつかしの青チャート)を開いて、
ちょっと頭の運動に・・・と問題を解いてみるたびに、
まるで新しい物を見るかのように思えるあたしって・・・・
本当に何も覚えてないのね、と、それはちょっと悲しい気持ちになったり・・・。